書籍・雑誌

「糖尿病がどんどんよくなる糖質制限食」江部康二著

http://www.amazon.co.jp/%E7%B3%96%E5%B0%BF%E7%97%85%E3%81%8C%E3%81%A9%E3%82%93%E3%81%A9%E3%82%93%E3%82%88%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%82%8B%E7%B3%96%E8%B3%AA%E5%88%B6%E9%99%90%E9%A3%9F-%E6%B1%9F%E9%83%A8-%E5%BA%B7%E4%BA%8C/dp/4816349960/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1322969955&sr=8-1

「糖質制限食」を日本で提唱した医師の本。私の主治医、牧田善二氏の本よりも5年早い。

牧田先生の本に書いてなかったこと。

・脂肪を取れ。日本人は脂肪を取るようになって脳卒中が減った。特にオリーブオイルは良い。
・血糖値が下がると肝臓で糖が作られる。
・脳は糖の他にケトン体をエネルギー源として利用できる。
・牛乳、キナコは糖分が多いので避ける。
・卵はコレステロールを下げる。
・主食が食べたくなったら白米でなく玄米、白いパンでなく全粒粉のパンを食べろ。

http://koujiebe.blog95.fc2.com/

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のこされた動物たち

福島第一原発20キロ圏内の記録 [単行本]
太田康介 (著)

http://www.amazon.co.jp/%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E5%8B%95%E7%89%A9%E3%81%9F%E3%81%A1-%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E7%AC%AC%E4%B8%80%E5%8E%9F%E7%99%BA20%E3%82%AD%E3%83%AD%E5%9C%8F%E5%86%85%E3%81%AE%E8%A8%98%E9%8C%B2-%E5%A4%AA%E7%94%B0%E5%BA%B7%E4%BB%8B/dp/4864101027/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1312860339&sr=8-1

著者は3月30日に、犬猫の餌と水を持って福島に向かいま
す。そして見たことを写真に撮ります。簡単な説明をつけ
て。

読んでいるうちに、涙が出てきて困りました。ボランティア
の協力を得て、猫56疋、犬13頭、鶏13羽を保護しま
す。

最も悲惨なのは、家畜です。牛、馬、豚など。その惨状には
言葉もありません。

是非買ってあげてください。

日本の行政の対応を変えるにはそれが一番だと思います。
著者への応援にもなりますし。


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農民も土も水も悲惨な中国農業 (朝日新書) 高橋 五郎 要約2

4.
都市生活者に比べると農村戸籍の農民工の賃金は低い。社会保障や子供の教育でも差別されている。それだけに農民工には不満が鬱積している。一方、 中国企業の従業員教育、管理、研修のレベルは低い。その結果、製品に対する衛生管理、安全管理、品質チェックなどで問題が起こる可能性が高い。有名な ファーストフード店でも廃油状態になった油でフライを揚げている。ハルピンの食堂で機械油で炒めたなすを出されたことがある。野菜を洗わないで調理するレ ストランも多い。つまり農薬まみれ。

村には「村民委員会」がある。ここで一番権限があるのは地方共産党委員会から派遣されてくる共産党書記、次が俗に村長と呼ばれる「主任」。主任は 選挙で選ばれるが、共産党の推薦を受けたものが当選するのが普通なので実質的には官制の組織である。主任が自分の会社を臣民委員会の建物の中で経営してい る場合がある。中国では日本のように企業と行政が峻別されていない。公私の別も明らかでない。

現在僅かな補償金で農地を収用された「失地農民」は4000万人を越えたと言われる。今後中国で農地の私有化が実現しなければ、農民による家族農業は崩壊するだろう。

5.
乳製品へのメラミン混入事件以後、世界の中国食品への見方が一変した。韓国、シンガポールは中国の乳製品の輸入を禁止した。そして三鹿集団を含む中国の農業竜頭企業の倒産が続いた。そこにこの世界金融危機である。

中国企業では自社の状況を充分に把握出来ていないので、業績悪化に早い段階で手を打つことが出来ず、突如倒産するケースが目立つ。
内需振興が謳われているが中国農民の現状を見ると、農村部の需要が急激に増えるとは思えない。
大卒の就職難が若者の夢を奪っている。このような若者の変質が経済発展の力を奪うのではないか。

では、日本は中国からの輸入食品抜きでやっていけるのか?応えは「ノー」。
日本の加工食品は複雑な国際商品である。多くの国の産物が多くの国の作業によって作られている。正確な山地の表示は加工食品については殆ど不可能 なのだ。中国からの輸入食品が減少しているのは一般の消費者であって、外食産業などは中国からの安い食材がなければやっていけない。

各国は中国からの乳製品輸入を中止したが、代替国はない。輸入が止まったのは消費者の目に見える完成品だけで部品に当たるものは輸入されている。そしてその完成品は「日本製」と表示される。

6.
日本農業の問題は、農地法で農民でなければ農地を所有できないことになっているところにある。農地法のこのような規制を緩め、農民以外のものが自由に農業に参入できるようにすべきだ。そして農家が農地を非農地に転用することを規制すべきだ。

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農民も土も水も悲惨な中国農業 (朝日新書) 高橋 五郎 要約1

1.
中国の農民が都市住民と差別されているのは有名だ。戸籍が違うので農民は都市に移住できない。農村に戸籍を残したまま都市に移住して農業以外の仕 事をすると「農民工」と呼ばれてあらゆる場面で厳しい差別にあう。それは農民戸籍制度をなくすと、7億の農民が都会に押し寄せて大混乱になると懸念するか らだ。したがって、中国の農民には希望がない。誰も農業を継ごうとは思わない。

農地は国有で私有地は全くない。農民は国から使用権を与えられているだけだ。したがって、国は僅かな補償金で農民から農地を取り上げて、転用することが出来る。そのために多くの暴動が起こっているのはご承知の通り。

中国には「農業竜頭企業」と言うものがある。その経営規模は広大で数万ヘクタールと言う企業もある。竜頭企業は零細農家から農地使用権を買い取 り、農地を失った農民を小作人として雇う。彼らは企業の決めた農産物を作り、当然できた作物は自分では売れない。彼らは決まった賃金を受け取るだけだ。

竜頭企業の多くに日本企業が資本参加し、技術提供をし、加工食品の日本への販路を提供している。日中合弁会社も多い。これらの竜頭企業の経営内容が公開される事はない。

毛沢東は地主から土地を取り上げて農民に与えた。その土地を人民公社が吸収し、農民は成果を分配されることになった。しかし成果は上がらず、その 上異常気象が続いて3000万人とも5000万人とも言われる餓死者が出る。その責任を取って退陣した毛沢東は「文化大革命」を起こす。この間の死者は 1000万人以上と言われている。

毛沢東が死ぬと余剰の農産物を農家が自由に処分できることになった。しかし、価格は政府により低く抑えられたので、増産にはなったが農家の収入は増えなかった。

鄧小平の唱えた「先冨論」では先に裕福になったものが、農民を助ける筈だったが、そのようなことは実際には起こらなかった。

農民に対しては社会保障もないので、何かあると借金をする他はない。その担保としては農地使用権しかもって居ない農民が多い。

政府が移住を強制することもある。その場合は代替地に移住するのだが、新しい農地は取り上げられた農地よりも遥かに価値が低い、荒地であることが多い。

会社のことを本当に考えているのは一握りのトップだけで、普通の社員は自分のことしか考えていない。そして長くても2・3年で止めてしまう。愛社精神が希薄なので、会社の社会的信用を高めようとはしない。悪いものは是正せずに放置しておく。

メラミン入り牛乳で有名になった三鹿集団は農家がメラミンを混入していることを知ったいたらしい。2007年頃から新聞報道もされていたが、中央 紙は取り上げなかった。この会社にはニュージーランドの資本が43%入っており、ニュージーランドの取締役が製品回収を提案したが中国側取締役が反対し、 否決されている。この会社以外の中国三大乳業メーカーの製品からは全てメラミンが検出された。

中国の農民は私有物でない農地には愛着がもてないので大切にしない。その結果日本の農地とは比べ物にならない程土地が荒れている。同様に農産物にも愛着を持っていない。その農民が家畜を飼い、乳を搾っているのだ。

2.
中国では未だに人糞が一般的に肥料として使われている。しかも発酵させる技術がないので生のまま使っている。それでも作物は育つが、土壌に細菌や害虫が繁殖するので、大量の農薬を撒く必要が出る。中国産農作物が農薬まみれなのはこのためである。

農業技術を農民に指導する体制がない。しかも小学校卒が大部分で字が読めないので、農薬の使用説明が読めない。さらに老眼鏡を持っている農民は少ない。

中国の農村で見る新しい家は、出稼ぎや仕送りで建てたもので、農業からのお金で建てた人は殆ど居ない。

日本の農産物市場には評価制度が存在するが、中国には存在しない。先ず、等級・格付け制度がない。良いものも悪いものも一つの箱に入れて重さで販 売する。「競り」もない。価格は地方政府が決める。それは需給実態を反映していない。実際の売買価格は売り手と買い手の相対で個々に決まるがその結果は公 表されない。同じものに様々な値段が付いてしまう。しかも、常に買い手が有利な立場に立つ。

無農薬茶を売り物している茶畑を訪れたら、丁度農薬をまいていて消毒液の匂いがした。「無農薬茶」は看板だけで実際にはどの農家も大量の農薬を使っている。

中国では倉庫や冷蔵庫が不足しているので、農民は作物を全部市場に持って行き安くても売ってしまう。

3.
中国の国土は農業にはあまり向いていない。しかも、日本の農村人口一人当たり耕地面積1.9ヘクタールに対して中国は14アールで三分の一程度になる。作付け可能面積は、アメリカはは国土の2割、中国は1割程度。

中国の農学者は土を弄らない。中国農村の野菜畑は固く乾燥して無機質である。中国の農業は基本である筈の土つくりを怠ってきた。中国政府は農業政 策を改善しているが農地所有は公有制のままである。そこで農民は手間のかかる土つくりを省いて安易な化学肥料に依存した。これでは良質の農産物はできな い。そこで次に頼ったのが無発酵の人糞肥料。その結果、細菌や害虫が大発生したので、大量の農薬散布。土は益々死んで行く。

土が死んでいるだけではない、水も死んでいる。中国北方の農村にはため池が多い。そこには全ての生活排水が何の処理もされずに流れ込む。悪臭を放 ち、泡が浮き、アオコが繁茂して緑色をしている。そこにポンプを設置してその汚水を畑にまいている。下水でも植物は育つ。しかしそれを食べることには問題 があろう。日本企業出資の竜頭企業でも同じ。日本からの視察がきても、接待付けになるだけで、ここまでは見ない。

灌漑を井戸に頼っている地方も多い。しかし地下水位が下がるにつれて塩害が出始めている。
村の周辺の川は100メートル先から悪臭を放ち近づくと真っ黒な水だ。これが地下に浸透して井戸で汲み上げられ畑にまかれる。

灌漑施設は毛沢東時代に農民の無償・強制労働で作られた。その後管理不在で老朽化する一方だ。日本の水路は大半がコンクリート製になったが、中国 では土溝のまま。これでは水が田畑に行くまでに土に染み込んでしまい効率が悪い。これも土地が農民の所有物でなく借り物の所為だ。

中国では安全な家庭用焼却炉がない。ゴミは何もかも一緒に穴に埋められるだけ。それが土壌・川水・地下水を汚染している。

つづく

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農民も土も水も悲惨な中国農業 (朝日新書) 高橋 五郎

著者の高橋五郎氏については以前インタビューを紹介したことがある。
 http://ahoudori0.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-0914.html
悲鳴を上げる中国農業 ある教授が農村で目にした“悲惨な病理”

大変だと思って原著を読んでみた。案の定。日本は、私の食糧はこんな国の農業に頼っていたのか?「見ぬもの清し」 私達は一体何を食べれば良いのか?

ここで書かれたことが全て事実ならば、中国の農業が早晩崩壊することは明らかだ。
著者は中国に変わる食料輸出国は現在ない、と断言している。そうすると考えられる結論は明らかだ。

1.食料の値上がり。
2.加工食品の減少

飽食の時代にはどちらも一面で歓迎すべきことかもしれないが、現在よりも生活しにくくなることは避けがたいだろう。

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絶望の大国、中国の真実(要約・2)

第4章 中国人のすさまじい原色の欲望

肉親を亡くしても三食もりもり食う
中国人は人前で排便するのが当然なので長い間トイレに仕切りがなかった。最近付けるようになった。飯を食べる時はぐちゃぐちゃに廻りにばらまいて 食べる。セックスに対する欲望表現が物凄く露骨である。悩んで飯が喉を通らない、と言う表現は中国にはない。中国人は悩んでいても飯はちゃんと食べる。

暖房費節約のため偽装離婚
ハルピンの学校が独身者の暖房費を無料にするという規則を作った。そこで先生の離婚が激増した。
高学歴で給料が高くないと中国ではお嫁に来てくれない。しかも、男は女の親に莫大な金を払わなければならない。1980年台に蒋介石について台湾 に来た退役軍人が60,70歳になったので大陸への一時帰国を認めた。それが上海辺りで花嫁募集の新聞広告を出したら、20代30代の女の子が大勢応募し た。年金目当て。爺さんだからすぐに死ぬ。そしたらすぐ次の爺さんと結婚する。最高記録は9人の爺さんと結婚した。

禿でもいいから外国人と結婚したい
カラオケで若い女性に人生の目標を聞くと皆「外国人と一緒になって中国を出たい」と言う。中国では昔から、一流の美人は外国人に嫁ぐ。二流の美人は高官・幹部。三流が金持ち。四流が知識人、と言われている。
あれだけキリスト教を批判し、宗教を否定していながら、結婚式は教会でやる。飲み物はフランスの高級ワイン。
結婚式のご祝儀は賄賂の絶好の隠れ蓑。引き出物はない。

愛人の数で権力を誇示する
日本では二号さんは葬式には出られないが、中国では本妻、二号、三号、皆家の子郎党を連れて堂々と来る。共産党も偉い人ほど沢山持っている。

毛沢東には大勢の妾がいた
毛沢東の時代、高級幹部は皆実質上の妾を持っていた。毛沢東が一番沢山持っていた。

三度の食事が神様
毛沢東時代の男女平等の結果、同時代では旦那が飯を作る家が多い。今食べている中華料理は唐・宋の時代のものとは全く違う。元の時代から脂っこく なってそれが今まで続いている。「民は食をもって天となす」という言葉がある。民にとっては宗教的信仰などはどうでも良い。食事ができれば良い。

食べることは宗教である
いっとき中国から留学生が大勢来た時、日比谷公園の鳩が減った。皆食べられた。中国では、食べることの意味、その学問的、文化的な重みが日本とは全然違う。他の問題は次の次。食べることを前にしては、哲学も宗教も神様も何の意味も持たない。

一番幸せな男、一番不幸な男
一番幸せな男はアメリカ人の給料を貰って、日本人の奥さんを貰って、中国人のコックを雇って、スイスに住む。一番不幸な男は、日本の家に住んで、中国人の給料を貰って、イギリス人のコックを雇ってアメリカ人の奥さんを貰う。

絶望の大国、中国の真実6

奥ゆかしさ、謙虚さ、思いやり、すべて死語になった
昔は孔子の説く理想像があったが今は消えた。奥ゆかしさ、謙虚さ、思いやり、は全てなくなり、これらの言葉は死語となった。中国で生きていくには人間的心情を殺して良心も自責の念も全て捨て去るくらいの強靭さが必要。
中国のエリート、幹部、成功している経営者の99%には人間性のかけらもない。

「道楽」と言う言葉がない中国
日本人は金持ちになると道楽を始める。ところが中国には「道楽」と言う観念がない。言葉もない。

絵を買うのも書を買うのも投機のため
中国で個人が美術館を開いた例は殆どない。中国は今絵画ブームだが全て投機であり、金儲けのため。中国の金持ちは書を買うが、評価ができないので書道協会のポスト順に値段が付く。だから偽物が多い。吉原でさえ粋を重んじたのが、日本的感性。

中国の庭園は厚化粧すぎる
日本の庭園のように落ち着くことがない。グチャグチャしている。逆に日本の茶碗を中国の金持ちが見ればゴミとしか見えない。中国文化の最高峰と言える宋の美意識を中国は継承できず、日本が継承した。

奇妙奇天烈なビルばかり
駅前の風情は皆チグハグ。奇妙奇天烈のビルばかり。個性的とも言えるが総体としての都市設計における美がない。建物に中国の伝統が全く見られない。

友情とはお互いの利害が一致すること
中国では友人が本を出しても出版記念会はやらない。中国では友情は無用の長物。「日中友好」は日本を利用するため。
利害関係だけの世界のさもしさや下品さに今はまだ中国の人は気付いていない。

絶望の大国、中国の真実7

第5章 中国ではなぜノーベル賞受賞者が育たないのか

プロジェクト経費の6割が消えてしまう
中国でノーベル賞を取った学者は二人居るが、いずれも海外在住。アメリカ国籍で台湾に住んでいる人と、フランス国籍を取得した人。中国に住んでいる人ではいない。
研究開発予算は近年激増している。特許取得も少ない。
国は色々な研究プロジェクトに経費を出す。そのために審査員に賄賂を贈る。北京で審査する人にも賄賂。自分達の宿泊費、これで貰える予定経費の3分の1が消える。
経費が貰えると、研究者達は自分の子供の文房具までこの金を使う。飲み代、飯代、遊興費、観光旅行、皆ここから出す。それで6割が消える。肝心の研究は主に日本の発表論文から盗む。

日本の特許を盗むのが弁理士の仕事
中国の特許弁理士は日本の企業から特許申請があると、その内容を自分の名前で特許申請する。それにクレームが付いたので、今度は日本企業が申請す るときにわざと誤訳をする。それが裁判になると必ず日本企業が負ける。毎年国の経費で完成された研究成果の90%以上が学術的な意味がない、という調査報 告がある。トップ研究者はプロジェクトを使って政府から経費を引っ張り出す専門家になっている。その経費をあちこちに配ったり、自分で頂いたりする。

宇宙船「神舟」はロシアの技術
中国の組織でまだましなのは軍。軍だけがこの国で生き残れる。軍は自分で研究しなくてもスパイ活動でどこの国の先端技術でも手に入る。

大学教授はコネと賄賂で選ばれる
現在中国全土で大学が3300ある。大学教授をそんなに急に増やせる筈がない。例えば
かなり有名な大学の教授は一人で20名のドクターを指導している。これは粗製濫造。日本の大学では新しい人を教授にするには、まず教授会で審査して文部科学省の認可をとる。中国の大学では大学内の共産党支部がコネと賄賂で選んでいる。

自前の技術よりもカネ儲け優先
中国の民間企業にとって技術開発の早道は外国企業と合弁して技術をもらうこと。中国の乗用車メーカーの上位5社は全て合弁企業。日本人と中国人は 発想が違う。日本では自分達で技術開発をして良いものを作る。そこが日本の強さ。中国ではカネが儲かればよい。コツコツと働くものは中国では馬鹿にされ る。

新作発表の次の日にもうニセものが出現
コピー商品で一番利幅があるのはヴィトンのバッグあたり。原価の40倍くらいで売れる。パリで新作発表のあった翌日には北京で偽物が出ている。パ リのデザインルームにスパイが入っているのではないかと言われている。国際的非難があるので年に2回くらいデモンストレーションで偽物をブルドーザーに轢 かせたりする。中国人は創造的精神に溢れている。既成概念に囚われずにカネを最低の時間と労力で儲ける方法を考える。その結果がヴィトンにスパイを送るこ とだった。

秦の始皇帝がそのまま胡錦濤になった
今の中国と関係があるのは清王朝が潰れてからの100年くらい。その前の5000年は関係ない。何も受け継いでいない。100年でも悪いことだけが受け継がれていて良いものは殆ど受け継がれていない。

中国に文学はない
共産党では評論家は許されないので、中国には評論家がいない。株式評論家はいる。三国志、紅楼夢、西遊記は小説ではない、長すぎる。人間の話では なくて、化け物か神様の話。水滸伝はかっぱらいの話。個々の登場人物の心理描写はない。人間の内面世界とか、ヒューマニズムとかを描いた文学はない。そう いう文学は中国人が深く内省するようにならないと書けない。

反日、愛国には簡単に火がつく
現在中国では、経済的、政治的に末期現象が起こっている。それをすりかえるのが2005年までは反日、現在では愛国。経済が崩壊して大学生が殆ど 就職できない状態になれば、共産党の常套手段としては経済崩壊の原因を外に求めて、責任逃れをすると同時に若い人達をまとめる。尖閣列島に上陸した保釣行 動委員会を尖閣列島に行かせて日本の海上保安庁に逮捕させれば一斉にナショナリズムに火をつけられる。

戦争に打って出れば大義名分ができる
反日デモを国内の反乱にさせないためには、対外戦争を始めて勢いを外に向かわせると良い。

第6章 中国が反日を止める日は来るのか?

中国が賞賛した田母神辞任
普通の中国人は国のために尽すとか国のために犠牲になるとかは全く考えていない。口では「愛国心がある」と言うがそのために自分の利益を犠牲には しない。中国はアメリカには向かわない。台湾か日本。日本が一番やりやすい。日本の政治家の大半は胡錦濤達から見れば「バカ足す利権屋」。田母神空爆長の 辞任を一番賞賛したのは中国であった。

中国空軍の戦闘機は良く落ちる
日清戦争の時、海軍の装備は日本より清国の方が遥かに上だった。所が清国海軍はこれを操舵できなかった。これと同じことが今の人民軍に起こってい る。新鋭機をロシアから買っているし、スホーイ31のライセンス生産を始めて350機配備している。しかし練習不足で年平均6機が練習中に落ちている。ま た、中国人は個人個人は優秀だがチームプレイができない。

中国には日本人墓地がひとつもない
中国が日本に本当に勝ったのなら、各地に反日記念館など作る必要はない。そんなものはアメリカにはない。中国の態度は負けた側の態度である。中国 には革命烈士公園があり、各都市に愛国烈士碑があるが、日本人墓地はない。会津では、東軍墓地、西軍墓地があり、両方を祀っている。敵も葬ると言うのは日 本的なぶんかであり、中国では敵は殲滅すべきもの、墓地を作るなどもってのほか、と言うことになる。

「友好」とは、中国の言うことを全部聞くこと
中国では「お前が俺の話を全て聞くのが和」。俺は絶対お前の話は聞かない。一寸でも違うことを言えば「お前は友好的でない」。大半の日本人は中国 に行けばオオカミの群れに入った羊のようなもの。騙されることはあっても騙すことはない。日本の企業が中国で儲けると税金でガボッと取られる。だから部品 を高くして日本で利益を上げて中国では利益を出さない。

自虐することに喜びを感じる
中国経済の発展に日本企業は大いに貢献し、経済発展の基礎を作った。中国から見れば日本は貢ぐ女。苛められても苛められてもまだ貢ぐ。そんな都合の良い女はいない。苛められて快感を感じる典型は朝日新聞。

尖閣諸島問題で台湾を取り込む
中国には反日記念館が208箇所あるがその内容が3年前から変わって来ている。「抗日戦争の主体は国民党であった」と言う評価を始めた。これは台 湾取り込みのためである。尖閣諸島で火がつけば中国は台湾を取り込むことができる。一般の台湾人は自分達の住んでいる国は台湾であって、中国は全く別の国 と考えている。今の台湾政府のやっていることは単なる政治的なドグマであって何の実体もない。

絶望の大国、中国の真実7

台湾侵攻は国内問題と言う論理
台湾の一般民衆の意識を見たら、中国共産党が期待するような平和的な方法で台湾を併合することは無理。軍事的圧力または奇襲しかない。中国も国際 世論を無視して強硬なことを続けられるのは3日が限度だろう。問題は国際社会が台湾を国家として認めるかどうか。アメリカは米台関係法があるので台湾に何 かあれば巻き込まれざるを得ない。アメリカとの全面戦争を避けられる見通しが立てば、中国は台湾侵攻ができる。

周恩来は中国共産党スパイ組織の大ボスだった
孫文は日本を徹底的に利用したペテン師。周恩来はコミンテルンが中国に送ったスパイ。コミンテルンの援助で孫文が士官学校を作り、蒋介石を校長、周恩来を政治部主任(=スパイ)にした。周恩来は死ぬまで中国共産党スパイ組織の大ボスだった。

中国には「やさしい」という言葉がない
中国語には「やさしい」という言葉に対応する言葉がない。「おもいやり」に相当する言葉は昔の論語にはあった、「恕」。論語でいう「仁」も「恕」も生活文化として存在するのは日本だけ。孔子の精神が生きているのは日本だけ。

「中国人魂」なんてない
「根性」という言葉中国にはない。あるのはカネを求める情熱の激しさだけ。「大和魂」の「魂」は中国にはない。日本人は良く日本人の物差しで中国を見るがそれ自体が大間違い。精神的に日本人と中国人とは根本的に違う。日本人が漢民族と心が通じ合うことは殆どあり得ない。

中国人は現在しか信じない
肉体が滅んでも魂が生きていると言う考え方は昔の中国にはあったが、今の中国にはない。中国人は伝統的に来世よりも現世、魂や精神よりも物質的な世界を信じる。中国人は、日本人が伊勢神宮などで感じる霊性を無視する。

毛沢東が神様になった
中国には民族全体にとっての民族宗教はないと言って良い。身近な自分の町に教会があるとかそういうものはない。タクシーの運転手のお守りは毛沢東。毛沢東の弁財天をお土産屋で売っている。

中国人を買いかぶる日本人
魯迅が「中国人を見るときは、最低の人間に対していると思うべきだ。」と言う意味のことを言っている。それで良いところを見つければ訂正していけば良い。
日本人は中国人を買いかぶっている。

村上春樹と渡辺淳一が大人気
大江健三郎はあれほど中国が好きなのに、誰も中国人は相手にしない。人気があるのはこの二人。

「東京大虐殺をやれ!」
反日は事実上中国が日本に負けたことに対するコンプレックスの現れである。いつかまた反日を政治的に利用する日が来る。中国は徹底的に日本を苛め 抜きたいと思っている。「南京大虐殺の仕返しとして東京大虐殺をやれ!」と多くの中国人が思っている。だからインターネットの書き込みに「日本に原爆を落 とせ」とか「日本人を全部消せ」という書き込みが並ぶことになる。酒を飲んで「日本の女を全部拉致して男は全部殺そう」などと言う。9.11の時も中国で は喜んでいる人が多かった。一部の中国人は乾杯して喜んだ。極端な被害者意識とその裏返しの復讐心がある。中国は被害者意識が昂じて攻撃的になっている。 特に日本に対して攻撃的。一方今の中国社会を支配しているのはカネの論理だけ。

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絶望の大国、中国の真実(要約・1)

絶望の大国、中国の真実―日本人は、中国人のことを何も分かっていない!
宮崎正弘、石 平著、ワック刊

時間のない友人から要約を頼まれたのでここに上げておきます。お暇と興味のある方はどうぞ。
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第1章 中国人はカネしか信じない

来世や神様を信じるのはバカ
儒教も道教も来世を語らない。仏教が入って中国にも初めて来世と言う概念ができた。そして1949年に共産党が政権をとって唯物主義になった。来世とか神様などと言うものは、人を騙すためのものであって、利巧なものは信じないと思っている。知識人ほど信じていない。

お香典は合法的な収賄
中国には香典返しはない。貰いっぱなし。現世利益だけの世界。
「天網恢恢疎にして洩らさず」の天とは
そういう言葉はあったが芋の中国では実感がない。「天」というのは中国の皇帝制を維持するための政治概念ではないか。

中国社会の唯一の共通項はカネだけ
根本的な精神世界の部分においては、今の中国人とイスラム人は正反対。したがってウイグル地区、チベット地区を中国が治めることは出来ない。
霊性を軽んじる社会は成り立たない。中国社会の共通項はカネ。中国人が信じているのは現世での享楽だけ。

論文発表もカネ次第
地位も名誉も金で買う。学術論文もカネ。学術雑誌に論文を発表するのはカネを払えば良い。ただし学術雑誌のレベルによって代金が違う。北京の権威 のある学術機関の学術誌が論文の値段を発表している。日本の汚職は自分の政治活動のためだが、中国では子供のため、大金の賄賂を取って子供を海外に送る。 汚職で得た金は全部子供が持っていく。その後自分が捕まっても大丈夫。

宗族(そうぞく)という形でまとまっていた
中国ではお墓が宗廟という宗族のお墓になっている。村で一番立派な建物。一つの宗族で一つの村を作っている。幾つもの村になっていることもある。
孔子のこころは、中国ではとっくに死んでいる
中国には道徳はない。孔子が説いたのは理想である。中国は知識人と庶民とが隔絶している。論語を読むのは知識人だけで庶民は読まない。塾も寺子屋もなかった。農村に居た知識人は共産革命の時に皆殺された。

中国人は「仁」、日本人は「義」
日本人の場合は親兄弟よりも義理のある友人を大事にして自分の名誉を守る。これが義理。中国の場合は、水滸伝、三国志に出てくる義理人情は表面的 なもので、仁を重んじる。中国では昔寛大で知識が広く判断力のある人を大人(ターレン)と言って尊敬した。しかし現在ではタ-レンとは高級官僚のことで、 庶民をそう呼ぶことはない。

金儲けの神様になった関羽
関羽は元々は中国では義の象徴だった。しかし今は金儲けの神様になって、大きな神社に祀ってある。その経緯は不明。

中国人に「赤穂浪士」はわからない
中国人にもアメリカ人にも、「赤穂浪士」は老人に対する集団計画殺人にしか見えない。日本人が何故これを観て泣くのかが分からない。日本人が泣くのは、彼らの義侠心、忠誠心に感動するからだが、中国人には忠誠心の対象がない。中国人は国のためには誰も死なない。
今の中国は世界史的、文明史的に非常に特異で、人間社会存立に必要な宗教・愛情・道徳・ルールのいずれも持っていない。今の中国を維持しているモ チベーションは金儲けだけ。経済が成長して皆が金持ちになっている間は良い。この神話が成立しなくなった時にこの社会を維持するものは独裁権力しかない。 社会としての中国はとっくに崩壊済みで、政治共同体としての中国だけがまだ生きている。

中国人の理想の人物は
諸葛孔明、関羽、の他に包公(パオコン)という公平な裁きをした人が信仰されている。海瑞(ハイルイ)は汚職をしなかった政治家だが現代の中国で は忘れられている。中国は受験競争が激しいので、合格祈願には諸葛孔明に絵馬を上げる。信仰心はないが困ればお参りはする。仏教寺院には病気を治したい人 が大勢来ている。

温家宝」は泣きの名人
江沢民は人気がないが、鄧小平と温家宝は人気がある。周恩来も毛沢東の茶坊主に過ぎないのに人気があるのと温家宝は同じ。温家宝の経済政策は失敗 ばかりだが、涙を流すので人気がある。貧しい山村の学校に行けない子供を抱いて、可愛そうだと泣く。四川省の被災地の子供を見てまた泣く。それで中国の国 民は感激して尊敬どころか信仰してしまう。アメリカの政治指導者は涙を出したら落選する。

歴代指導者は「コワモテ」と「涙」の二人三脚
周恩来には庶民の味方と言うイメージがあるが、彼が庶民の味方になったことは一度も無い。彼のやったことは毛沢東のご機嫌取りだけで、それで自分 を守った。そして庶民の味方であるように見せる。毛沢東もそれを知って利用していた。中国共産党は何時の時代でもコワモテのトップの他に、庶民の味方のイ メージを持った人間を作ってきた。毛沢東の時代は周恩来、今は温家宝。江沢民は人気がなかったが、朱ヨウ基がいた。温家宝の奥さんはものすごい汚職をやっ ている。

正義の味方は、現実社会にはもはやいない
日本の水戸黄門に相当する中国の庶民向け娯楽ドラマでは、悪の権化が悪の限りを尽して最後に超能力を持ったスーパーマンが出てきて悪を懲らしめ る。人間社旗の中にはもう正義の味方は居ないので、現実以外の物にすがるしかない。現在天子を名乗るカルト集団がどんどん出て来ている。代表は法輪功。こ れは王朝末期の共通症状。共産党王朝も末期である。

官職の売り買いは日常茶飯事
現代中国の売官は歴代王朝と比較しても末期症状。
官吏は自分のポストを全部お金で買っているので投下資本を回収するために汚職をやる。こうして汚職が広がり、全体が汚職構造になっている。軍も同 じ。上官に賄賂を贈って栄転すると新しい赴任地で収賄を始める。タクシーの中で管理がビールを飲むと日本では大問題になる。中国では当たり前のこと。

賄賂のお金でお尻の整形
鞍山市の国税庁の女性幹部は高額の収賄をし、そのお金で全身を整形した。お尻の整形に学校が一つ作れるくらいのお金を使った。マカオに連れて行っ て博打をする。わざと負けて相手を勝たせる。これは領収書が出るので堂々とお金を持って帰れる。共産党の中央委員の地位も買える。

第2章 汚職まみれの共産党と暴走する人民解放軍

噴飯物のある対談
岡本行夫と佐藤優の対談で岡本氏が「中国人で今アメリカのハーバードなどに留学している連中が中国に帰って指導者になると中国も大きく変わるだろ う」と言っていた。これは酷い見当違いだ。中国のことを全く分かっていない人が中国を語るべきではない。中国の指導者になれるのは共産党の中で上り詰めた 人だけで、アメリカ留学は関係ない。

太子党、上海派、共産主義青年団、三つ巴の権力争い
中国の歴代王朝を守ってきたのは軍隊。民衆が立ち上がっても堅固な体制は倒せない。倒せるのは軍が裏切った時。共産党王朝が倒れるのもこの軍が裏切る時になる。

共産党は軍をコントロールできるか
中国は実態的にはとっくに共産主義を捨てている。今は自分達の独裁権力を守ることが目的化している。その担保となるのは人民解放軍。
経済成長率が8~11%出会った20年間に軍は一貫して二桁成長している。政権が軍の要求を呑んできたので政権がもっている。経済が駄目になると 危ない。毛沢東は各地の軍を地方軍閥化させないことに腐心した。人民解放軍は総政治部、総参謀部、総装備部、総後勤部の4つがそれぞれホテル、武器輸出会 社、投資信託、海運会社の経営をやっている。これらが利権闘争をやっている。利権があるのは装備部。ここが汚職の温床になっている。

北京に豪邸、海軍幹部
同じ共産党幹部でも軍よりも政府の方が利権が大きい。汚職ができる。それで軍の不満が高まっている。しかし軍の予算が大きいので軍も大きな汚職ができるようになって、先年捕まった海軍ナンバーツーは海軍と関係のない北京に豪邸を持っていた。

軍が反旗を翻す可能性は
軍が政府の方が汚職の面で上手い汁を吸っていると不満を持ったときとか、党の腐敗があまりにも進んで、軍がその利権を全て独り占めしたくなったと きとかに、軍が共産党に反旗を翻して共産党政権が潰れるという可能性はあるのか?中国は皆が汚職しているので成り立っている。腐敗が完全になくなれば潰れ てしまう。政府も軍も上も下も皆汚職ができるので続いている。汚職の利権は経済成長がなければ続かない。経済成長が止まればこのバランスが一気に崩れる。

大学卒業生の半分が就職できない
中国がまとまるのは、経済成長が続いて誰もがお金を儲けられると言う神話があるうちだけ。アメリカの経済が冷えこめば中国の対米輸出が激減する。2009年2月で失業者2000万人。さらに鉄鋼、自動車、造船が潰れる。ガラス、化学肥料もダメ。

急速に失速する中国の実体経済
不動産バブルは崩壊の真最中。2008年9月、10月で北京・上海の住宅取引は前年度から70%減。深センでは価格下落30%。アメリカの株価の 理論値は一株当たりの資産倍率である。日本はこれが低いので今後アメリカの買いが入る。中国は一株当たり資産倍率が計算できない。企業情報は不透明。企業 業績は操作されている。だから株の価値の付けようがない。中国株は2007年の10月16日をピークに80%落ちて回復の見込みがない。アメリカからの買 いはもう入らない。

不況型暴動の頻発
一昨年までに発表された暴動は7~8万件。昨年は12万件位。この数ヶ月の暴動は不況型になった。会社が潰れて賃金が払われなくて起こる暴動と地 方都市もコミュニティ全体で不動産投資をして住民が皆買ったが、それがパーになって起る暴動である。そこで軍の存在感が増してくる。共産党政府としては、 軍が反乱を起こす前に戦争を始めれば、軍に対する支配権を維持できる。アメリカも最後の不況対策として戦争を使うかもしれない。そうなると第3次世界大戦 の可能性がある。

軍の暴走と言う悪夢
中国の政治は党の細胞があるだけで行政がない。あるのは党と軍。日本では新潟県知事の方が新潟県自民党支部長より偉い。中国では河南省党書記の方が省長より遥かに偉い。温家宝より偉い人は党中央には大勢居る。

汚職専門集団化した共産党の細胞
企業で一番偉いのは社長ではなく、社員の共産党書記。彼が社長を任命する。このようにして党が全ての利権を手に入れて皆一斉に汚職をやる。

第3章 ネットは革命前夜の雰囲気

ビル・ゲイツが中国人にとってのヒーロー
北京の公衆浴場が三助を募集したら、5000人の大学生が応募してきた。もう絶体絶命の状況である。そのため皆公務員を目指すが競争率は73倍。女の子は大学卒業前に結婚する。ある金持ちが南京の大学で「妻求む」の広告を出したら、1000人の女子大生が応募してきた。
本屋での売れ筋は、金持ち列伝、学習参考書、旅行ガイドブックの順で、大変即物的。思想がかった本は全く売れない。中国人のヒーローは、ビル・ゲイツ、ジョージ・ソロス、ウオーレン・パフェット。

「人の論文は盗まない」と宣誓する大学教授
書道界は官僚の世界になった。書道界の何かのポストについて利益を求める。芸術ではなく利権の世界になった。清華大学の某教授によると、大学教授 の発表する学術論文の80%は殆ど学問的価値がないそうだ。中国の学術・科学技術界では学歴詐称、盗用、データ捏造、金を使っての論文発表、教授職の売 買、等。某医学大学では1000人の教授と院生が集まって「人の論文を盗まない」と誓った。
昔の中国では知識人が規範となっていた。今ではその知識人も堕落している。
宗教界も同じ。牧師も司教も共産党が任命する。バチカンが怒るのは当然だ。

中国版「2ちゃんねる」の様相
中国でインターネットが発達したのは江沢民の時代。当時の掲示板は愛国主義と反日で溢れていた。しかし、最近は政府批判、特に経済政策批判が始 まっている。政府はコントロールしようとしているが完全にはできない。でも、共産党打倒までは行っていない。例えば、国富ファンドが出資した80億ドル が、現在20億ドルにしか評価されていないことが批判されている。

公安はもうモニターできない
地方財政の多くが土地の売却によっている。上海で地方財政収入の4分の1が土地バイ局収入なので、不動産バブルがはじけると財政収入が減る。同時 に賄賂収入も減る。それで地方政府は不動産業の梃入れをする。その時にも、一般人民を救うような発言をする。これが多くの批判を集めている。中国のイン ターネットの発達は遅かった。2000年で300万台。その時点では公安が全てモニターできた。それが現在の2億台になると、もうモニターできない。しか も昔は大学寮のロビーで共用のパソコンを使っていたのが、現在は個室で個人のパソコンを使うようになったので学生の相互監視ができなくなった。

「共産党打倒」のブログ
北京理工大学の教授がブログで中国最大の問題は共産党幹部の特権だ、この特権制度を廃止すれば新しい中国が生まれる、と書いた。そのブログはまだ閉鎖されていない。中国人民は共産党を嫌悪している。世界の人々からも嫌われている。

革命前夜のような雰囲気すらある
中国は固定電話が全く普及していなかったので、携帯電話が普及した。始めは高かったので台数が少なく公安がモニターできた。今は安くなって4億4千万台。当然モニターできない。記録も残らないので言いたい放題。
ネットと携帯電話が官報の嘘を暴いた。

愛国主義と金儲けが教育のテーマ
天安門の時にはインターネットがなくて、自分たちの考えを伝達する手段が限られていた。しかし今は個人的に儲ける手段が出てきたので、そういうこ とを若い人がやらなくなった。しかし、大卒の就職難の時代になったとともに彼らはインターネットの最大の使い手である。彼らがどう動くか?それと退役軍人 の動き。
中学高校は受験勉強。大学は愛国主義と金儲けを教える。人間教育は行わない。日本より酷い。

孔子を説きながら生徒から賄賂を取る先生
父兄は競って先生に賄賂を贈る。韓国も同じ。その事実を子供たちが知っている。先生は子供を叱れない。大学に入っても優を増やしてもらうために先生に賄賂を贈る。そういう教育環境で育った後に社会に出て賄賂漬けになる。

つづく

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絶望の大国、中国の真実―日本人は、中国人のことを何も分かっていない!

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4898316026/mixi02-22/

恐ろしい本だった。
そりゃあ変な国だと思っていた。しかしここまでとは思っていなかった。

救いがない。

この国が普通の国になることなどできるのだろうか?ここまで堕ちた国が、まともな国に戻れる可能性は限りなく小さいのでは?

「絶望の大国」とは良く言ったものだ。「この国に入るものは全ての望みを捨てよ」 地獄だね。

こんな国の隣にいるという事は不幸なことだ。でも引っ越すことは出来ないし。その隣には「小中国」まであるし。

さらに救われないことは、こんな国に生まれれば、生活力は強くならざるをえないだろう、逞しくなるだろう、と言うことだ。その結果何が起る?「悪化は良貨を駆逐する」

こんな国に生まれれば、生き難いから当然国を出たいと思う。そこで中国人は世界中に広がる。そして母国で覚えた方法で生きる。生存競争を勝ち抜く。唯一の取りえの悪辣な方法で。その結果、世界の中国化が起るのでは?日本では?マスコミと政界からそうなり始めている?

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悲鳴を上げる中国農業 ある教授が農村で目にした“悲惨な病理”

素晴らしい記事に会いました。表記の記事。空恐ろしくなります。

中国の水・土・農民の実態について15年来の研究の成果を『農民も土も水も悲惨な中国農業』(朝日新書)の著者、高橋五郎教授が語っています。

この状態が今後長く続くとは到底思えません。

一体将来何が起るのか、その結果、日本の食料事情はどうなるのか?

教授はそこまでは述べません。研究してきた現状を淡々と語るだけです。それは多分私達一人一人が考えないといけない問題なのでしょう。手始めに彼の著書を読んでみることにします。

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できそこないの男たち

福岡伸一  光文社新書

聖書ではアダムのあばら骨からイヴが作られるが、実際には女性が先で男性が女性から作られた。

本来はどちらが先に作られたかと言うだけのことで、後から作られたから「できそこない」とは限らない。先に出来たと思っていたら実は後から出来ていた悔しさからくる僻み根性がこの題名に現れているように感じる。

しかし、発生の途中で全ての胎児の足の付け根に割れ目ができ、それが男性遺伝子(Y遺伝子)を持っているものだけ閉じ合わされると言うのは驚いた。(そうか私も昔は女だったのか)

しかし、有性生殖が始まる前は、生物は全て単為生殖だったのだから、これをメスであったと言うのは、誤りとは言えないが、厳密にはこれは中性で あって、有性生殖が始まったときに初めてメスとオスが生まれたのだと言うべきではないか。著者の言い方はまたもや一方的な感情(悔しさ)が入っているの だ。

さらに、最初に有性生殖を行ったのは単細胞生物の筈だ。「接合」と呼ばれる。この場合はメスもオスも同じ形をしており性差はない。ただ単細胞同士で遺伝子の交換をしているらしい。

植物にもメスとオスがある種類がある。銀杏などがそうだ。実のなる木とならない木がある。このような場合にはY染色体はどうなっているのだろう。

また、魚や鳥には途中で性が変わるものがあると聞いた。種名は失念した。

ウミガメは孵化する時の温度によって性が決まる。この場合もY染色体がどうなっているのか気になる。

本書で取り上げられているチャイロコメノゴミムシダマシという小さな甲虫はX染色体とY染色体を持ち、人類と同じようにこれらがメスかオスかを決める。しかもY染色体はX染色体よりも遥かに小さい。

これは私にはショックだった。「そんなに昔からY染色体は小さかったのか?」

進化の点では、甲虫は人類の遥かな先祖だろう。すると、Y染色体はオスができた時点から小さかったのか?そうだとすると、オスが絶滅するのは遥かに先であろう。何も心配する必要はなかった!

しかしそうすると、銀杏やウミガメのY染色体も小さいのか?成長の過程で性転換する動物の染色体はどうなっているのか?疑問は次々に湧いてくるが、この本にその回答はない。

単為生殖と有性生殖を繰り返すアリマキの性染色体については触れている。大変興味深い。

ジンギスカンの子孫が1600万人いる、と言う話には笑ってしまう。男系相続の怪しさが白日の下に晒される。著者は明確に指摘していないが言いたいことは明白だ。

最後の「快感説」には疑問を持つ。

我々が女性を愛し、尊敬し、一緒に住みたいと思う理由がもし「快感」だけならば、女性を選択する必要はなくなる。誰でもその時には略同じ快感を与 えてくれるだろう。しかし、我々はそれだけでは満足できないのだ。だから、延々と理想の女性を探し求めるのではないか?男が「命を捧げるべき女を探す」の は「快感」だけでは説明できない。それはもっと根源的なものに突き動かされているからだと思う。

生物の宿命は子どもを育てることだろう。その時にライオンのようにオスが知らん振りをしてメスだけで子どもを育てるよりも、オスも子育てを手伝った方が子どもの生存率が高くなることは明らかだ。するとオスがメスの子育てを手伝うのは進化の法則に適っていることになる。

しかもその時、オスとメスが異なった特長を持ち、異なった強さを持っていた方が、環境に対する変化への適応範囲が広くなるだろう。つまりそのような種が生き残るだろう。

男は決して出来損ないではない、男は男の特長を持って女と子どもを守ればよいのだと私は思う。

触れなかったが、本書で触れている、Y染色体の旅路も興味深い。日本人のルーツが分かる。

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