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迫りくる破局の足音 君には聞こえているか

アメリカの一般向け週刊誌TIMEが2週続けて中国の経済的な苦境を伝えた。

最初は10月10日、「米国製に戻る 何故ジャーデンのような会社が工場を中国から米国にもどしているか}

ジャーデン(Jarden)社はコングロマッリトで、モップ等さまざまな日用品を作っている。それが中国の工場を米国に戻しているというのだ。理由は中国の人件費高騰と輸送費の高騰。いまや、米国内で製造したほうが安いのだという。

次に10月17日付の「中国バブルが弾けるとどうなる?」

これは、内モンゴルのカンバシのゴーストタウンぶりを伝えるもの。上海などの中央都市でないところに微妙な配慮が見られる?

同じように、中国で工場経営者の夜逃げ、自殺が相次いでいると日経BPが伝えている。(北村 豊  2011年10月14日)

http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20111011/223134/?P=2

一部を抜粋すると、
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従業員全員参加による“雁蕩山”への1泊2日の慰安旅行が中秋節連休中に行われたが、連休明けの9月13日の朝に出社した奥米流体の従業員たちは、目の前に広がる光景に驚き呆れるとともに怒りに打ち震えたのだった。何と奥米流体は会社そのものが「もぬけの殻」となっていたのである。会社の正門に「当社は経営不振により生産停止のうえ、再建を図ることになった。会社は人員を手配して給与精算を行っているので、従業員各位におかれては心配する必要はありません」との1枚の通知が張り出されていただけで、会長、社長を含む役員の姿はどこにも無いし、連絡も取れない。そればかりか、総額で1000万元(約1億2500万円)以上の価値がある四十数台の精密加工設備がすべて跡かたもなく消え失せていたのである。これはどうみても全員参加の慰安旅行を実施している間に行われた計画的な会社そのものの蒸発であった。

中略

9月になってその数は一挙に増大した。特に中秋節の連休中には上述の奥米流体だけでなく、“新耐宝靴業”、“唐風製靴”、“星際靴業”、“欧覇標準件”、“宝康不銹鋼(“不銹鋼”=ステンレス)”などの経営者が時を同じくして逃亡したのであった。
ーーー

どうやら地震が始まっているようだ。

ところが日本の大手自動車会社はこれから工場を中国に移転するという。私には理解できない。1周遅れではないの?

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