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2011年8月

ケインズ政策

不景気になれば国が支出をして、景気を持ち上げる、これをケインズ政策というらしい。

ところで不景気は伝染する。一つの国が不景気になると当然その国の需要が減り、その国に輸出していた国の売上は減ってしまうから。

そこで、世界同時不況が始まる恐れが出る。そうすると、世界中で政府支出が増えて、国家財政が赤字になる国が続出する。

これは現在の世界の経済情勢に酷似しているのではないか?

しかも、世界の多くの国は民主国家で政策を決定する議員は選挙で選ばれる。と言うことは、選挙民に不人気な政策を謳った候補者は落選するということだ。

その結果は?

どの国も財政赤字を解決できないことになる。金価格は徒に高騰する。

つまり、ケインズ政策を信奉している限り、金価格の高騰は続く、ということにならないか?

しかし、これに歯止めをかけようと世界中で財政を引き締めれば、世界同時不況は必至だろう。

一体どうすればいいのだろう?

一つだけ思いつきました。「減税」です。

今は減税を行うべき時かもしれません。しかしそう主張している人は政治家には見当たりませんね。

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「先進国になれない中国」!

私が言ったのではありません。8月31日付Newsweek日本語版の表紙です。この下には「急成長はもう限界 世界第2の経済大国が中進国止まりな理由」とあります。

「あのNewsweekがここまで言うか!」ということで、450円をはたいて買ってしまいました。

最初に内モンゴルのオルドスのゴーストシティの写真が並びます。

次は「建設ラッシュは見掛け倒し」という見出しの記事、更に「アメリカの迷走をあざ笑う中国の勘違い」、が続きます。

中国は一人当たりGDPが先進国水準に達する前に、生産年齢人口の急減と、急速な少子高齢化を経験する。社会保障の整備は間に合わない。当然社会が混乱することが予想されます。

筆者(千葉香代子記者)の指摘する理由は

1.労働力が豊富な時期に軽工業を発展させなかった。
2.経済発展が早すぎて、労働力の大半が農村にとどまった。

である。それが正しいのかどうかは私には分からない。(あまり的確であるとは思えない)

いずれにしろ、アメリカを代表する雑誌の日本版にこのような記事が載ったことは画期的だと思う。

中国礼賛を社是とする日本のマスコミは今後の編集方針を急遽再検討中なのでは?

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「少女は闇を抜けて―女子少年院・榛名女子学園」

家田 荘子 (著) 幻冬舎

内容は非行少女たちの非行に走った経緯とその立ち直り。7例。

当然重苦しい本で、中々進まない。読み終われる自信がないので、まだ途中だがちょっと書いてみることにした。

全員が破綻した家庭に育っている。破綻家庭が飛行の原因であることは明らかだ。ここまで来る前に両親を再教育することができていれば、このような少女たちの非行は起こらなかったに違いない。

少女たちは家庭に居場所を持てず、寂しくてたまらない。寂しさを抱えて街をさまよえば、誘惑が待ち構えている。なんとかならないものか。その親達に苛立ちが募る。

しかし、処女たちは学園を出れば、その問題家庭に戻らなければならない。なんとも歯がゆさを感じる。

DV,性的虐待、無視、等々。それぞれの家庭は、それぞれの問題を抱えている。

実は私の育った家庭も、彼女らの家庭に負けない破綻ぶりであった。私が何故非行少年にならなかったのかは自分でも分からない。母親は「あの子はぐれるだけの勇気がない」と言っていたが。


読了して感じたこと。

「暴力の怖さ」

以前、被災地の犬の扱いについてレクチャーを聞いたときに「犬が人間を噛むと、犬の心が壊れるから。噛ませてはいけない」と言った講師がいた。どうやらこのことは人間にも当てはまるようだ。

最後に読んだ2例は、いずれもDVの家庭に育ち、自分も暴力を振るって少年院送りになった少女。うちの一人の被害者は死亡寸前まで痛めつけられた。しかもその理由はごく些細なこと。

二人とも、幼いときから両親・父親・母親に殴る・蹴るの暴力を受けて育った。そして中学生になると非行(最初は万引き)が始まり、やがて自分が弱いものに暴力を振るうようになる。

そして、自分の暴力に陶酔するようになる。(こうなれば麻薬と同じ)それとともに、被害者の痛みや苦しみに鈍感になる。これが心が壊れると私が言ったことだ。

自分の起こした暴力沙汰を、冷たい笑いを浮かべながら淡々と(冷然と)話す。読んでいて寒気がする。「人の心はここまで壊れるのか?」

私がわからないのは、「これは環境か遺伝か」ということ。環境が悪かったのは分かる。しかし、どうもそれだけではないのではないか、と感じる。「遺伝的な要素があるのではないか?」

少なくとも、嗜虐的な傾向は遺伝するように思う。

そうだとすると、いずれその遺伝子が発見されば、嗜虐的要素を持つ胎児は人工流産をして生まないようにしようと言う人が表れ大論争に発展するかもしれない。

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のこされた動物たち

福島第一原発20キロ圏内の記録 [単行本]
太田康介 (著)

http://www.amazon.co.jp/%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E5%8B%95%E7%89%A9%E3%81%9F%E3%81%A1-%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E7%AC%AC%E4%B8%80%E5%8E%9F%E7%99%BA20%E3%82%AD%E3%83%AD%E5%9C%8F%E5%86%85%E3%81%AE%E8%A8%98%E9%8C%B2-%E5%A4%AA%E7%94%B0%E5%BA%B7%E4%BB%8B/dp/4864101027/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1312860339&sr=8-1

著者は3月30日に、犬猫の餌と水を持って福島に向かいま
す。そして見たことを写真に撮ります。簡単な説明をつけ
て。

読んでいるうちに、涙が出てきて困りました。ボランティア
の協力を得て、猫56疋、犬13頭、鶏13羽を保護しま
す。

最も悲惨なのは、家畜です。牛、馬、豚など。その惨状には
言葉もありません。

是非買ってあげてください。

日本の行政の対応を変えるにはそれが一番だと思います。
著者への応援にもなりますし。


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災害時動物救援ボランティア講習会

7月30日に日本動物愛護協会が主催した表記の講習会に参加しました。大地震等の大規模災害が起こったときにペットをどうすべきか?ということがテーマです。

現在の官庁の方針は「人命優先、動物は放置」というものです。救援ヘリが現地に孤立した人たちの救援に駆けつけた時に、ペットを抱いて乗り込もうとした人に「動物は置いていってください。そういう方針です」と冷たく言われ、泣く泣く置いてきたという実話が紹介されました。当市の防災課の方針も同じでは?

当日の講師は、日本動物愛護協会の会田保彦氏、南小岩ペットクリニックの杉本恵子氏、新潟県新発田食肉検査所の川上直也氏、NPO法人アナイスの平井潤子氏、日本動物愛護協会の谷茂岡良佳氏、でした。参加者は34名との発表がありました。最後に修了証をくれたのにはびっくり。(テストもないのに)

皆さんの災害時における動物救援活動を詳しく伺いました。
阪神大震災、中越大震災、三宅島噴火、そして今回の東北大震災の話です。皆さんの活躍に頭が下がりました。

「もう一人の家族」が合い言葉のようでした。地域防災計画でペットに触れているかどうか?

杉本恵子氏、
ボランティアが現地に来たときにこれらの人の善意を受け止める「ボランティア受付窓口」が必要。要員自身もボランティアでよい。
噛ませない(噛むと動物の心が壊れる)、逃がさない、人が変わっても同じやり方(動物を不安にさせない)。

川上直也氏、
ペットとの避難訓練をした。
噛み癖のある犬を噛ませないように訓練できる。
動物を救うことは人(飼い主)を救うこと。
仮設住宅で動物の飼育を認めるべきだ。(認めていない自治体が多い)

平井潤子氏、
ペットシェルターを作った。
避難動物には神経性の下痢が多い。飼い主と一緒になると治る。
獣医に毎日検診してもらった。
散歩にはダブルリードを付ける。
脱走防止フェンス。
シェルター内は一方通行。
出口と入口を分ける。
声を掛ける。
猫用のケージは2階建て。

谷茂岡良佳氏、
飼育手帳をもって避難する。
避難所では「犬を飼っている人集合」と「声を掛ける。
各自治体には動物愛護推進員を設けることになっている。こ
の人に相談すると良い。
逃がさない。怪我をさせない。怪我をしない。

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