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2009年1月

芸者置屋・まつ乃屋新年会

先日、大森の芸者置屋、まつ乃家まりこさんの主催する新年会に参加することが出来ました。貴重な体験でした。

先ず会場は大森の[だら毛」

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 開場直後なのでまだ人気がない。

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まりこ姐さんのご挨拶。出演の芸者衆は10名。

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 宴席はこんな感じ。踊りの合間には芸者衆がお酌をしてくれる。

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踊りの名前は忘れました。

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 美人ですねえ。凄みがある。妖艶とはこのことか?(実は男性)

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 これは「おてもやん」を踊っている所だったろうか?踊るのはまりこ姉さんのお子さん。半玉。その着ている着物はまりこ姐さんが成人式の時に着たものらしい。

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そして閉めのご挨拶。この後二次会があるのだが私は遠方参加なのでここで失礼した。

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感想

1.全てのものに統一した「美の基準」を感じる。
私はヨーロッパの町は美しいのに何故現代日本の町が醜いのかをずっと考えていた。そして最近それは日本の街に「統一した美の基準」がなく、無秩序 に異なる美の基準で建てられた建物が混在しているからだろうと思うようになった。一つ一つの建物は美しくても、その美しさが違えば、漫然とそれらを集めて も、美しい町にはならずに、雑然とした醜い町になってしまう。
そこへ行くと、この芸者衆を取り巻くものはすべて美の基準が統一されている。全く同じ好みに基づいて作られている。それが整然とした美しさを醸し出しているのだ。その美しさは必ずしも私が好きな美しさではないが、それでもなお、観る者を感動させる力がある。

2.絶滅危惧種
真に残念なことに、これは滅び行く者の美しさだ。これだけ統一した美の世界を滅ぼしてはならないと強く思った。これはやはり誇るべき日本文化の一 端を担うもので、後世に大事に残して行く価値のあるものだ。しかし、このままでは亡びてしまう可能性が高い。まりこ姐さんもきっとそれを恐れて色々な試み をしているのに違いない。

3.どうやって残すか?
(1)私は何人かの外国人の友人がいる。この新年会に行く前に一部の友人にその話をしてみた。一緒に来たかったようだが、「畳みに座る」と聞いて 恐れをなして諦めた。だら毛もいいが、何時か椅子席でみられるような企画を立ててみていただければ、私も外国の友人を誘えるのだが。そしてハトバスに売り 込むのはどうだろう。結構客は集まりそうな気がする。

(2)両国の大江戸博物館に芸者コーナーを設ける。

(3)展示会にコンパニオンが派遣されて客寄せをしている。製品によっては芸者さんをつければ効果がありはしないだろうか?

4.屋形船
夏には屋形船の催しがあるらしい。是非一度行ってみたいと思う。江戸情緒に浸ることができそうだ。

追記
後で聞いたところでは、4月4日に椅子席で「まつ乃屋おどり」を予定しているとのこと、私は外人の友人と参加するつもり。

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男性の未来

先日のNHK総合テレビ「女と男」3回シリーズは面白かった。特に第3回は表記が主題で興味深かった。

見ていない方のために、私なりの内容紹介をすると、

1.女と男を決めるのはX染色体とY染色体。女はX染色体が二つ対になり、男はX染色体が一つにY染色体が一つ。
染色体は常に様々な理由から傷ついているが、女のX染色体は対になった時に修復されるので原型を保つことが出来る。ところがY染色体は対になるこ とがないので、修復されることがなく、壊れたら壊れっぱなし。その結果、X染色体は遺伝子を2000前後含むのに、Y染色体は僅かに76個。したがって、 大きさはX染色体の四分の一位しかない。

この傾向を外挿すると、Y染色体は50万年後には消滅する。すなわち男性絶滅。哺乳類は全滅することになる。

ここに例外がある。トガリネズミ。

彼らは既に雄が絶滅しており、雌しかいない。しかし、種としては存続している。何故か?

そもそも哺乳類の特徴は胎盤によって母体から胎児に栄養補給を行う所にある。この胎盤を作るのには、Y染色体に含まれる遺伝子が必要だった。どうやらトガリネズミではY染色体以外の染色体が胎盤を作るように指令しているらしいとのこと。その詳細は不明。

したがって、男が絶滅しても女だけで子どもを作れるようになる可能性がないわけではない。しかし、その時、進化はどうなる?

2.精子
人間の精子はその数がドンドン減っている。そして活動性も下がっている。ところがボノボ(ピグミーチンパンジー)は数も多いし活発に動いている。 それはどうやら、彼らが乱婚するためらしい。雌は同時に多くの雄と交尾する。その結果、メスの体内では、異なる雄の精子同士が競い合うことになる。その結 果、活発な精子を数多く作り出せる雄の子孫が生き残った。

そこへ行くと、人間は一夫一婦(建前は)。これでは精子間の競争は生まれない。そこで精子は不活発になり、数も減った。更に生殖医療が発達し、試験管ベイビーが生まれるようになると競争は皆無になる。これがさらに精子の退化を促すだろう。

大変刺激的な内容だった。以下はその感想。

1.Y染色体が縮小する過程で失われた男性の特質は何か?遺伝子に多くのゴミ部分が含まれているのは知られているが、失われた部分がゴミ部分のみだったと は考えられない。貴重な特質もあったのではないだろうか?ひょっとして、最近の男性に男らしさを感じることが少ないのはこの所為では?(幸いこれはありえ ない。Y染色体が縮みだしたのは、有史時代よりも遥かに前の筈だから)

とは言ったものの、有史以前人類、原人の遺物からDNAは採取できないのだろうか?それが出来たら是非Y染色体を現代人のものと比較してもらいたい。

ついでに、Y染色体は全人種で同一なのだろうか?人種によって違うとすれば、Y染色体の縮小は人類がアフリカから出て東と西に分かれた後にも起っていたことになる。

2.Y染色体が全哺乳類で同時にシンクロして縮小する必然性はない。人間の雄のY染色体を少しでも安全に保存するには何をすべきか?多分放射能が一番悪いでしょうね。麻薬も悪そうだ。

3.人類が女だけになっても存続できるためには、トガリネズミ方式(Y染色体以外の遺伝子で胎盤を作る)を採用すれば良い。この研究を進めるべきだ。しかし、女だけの世界とはなんと勿体ない世界だろう。

4.精子の減少、不活化を防ぐためには女性が乱婚を受け容れなければならない。案外これは実現しそうだ。現在も一部の女性はそうのような傾向にあ るのかもしれない。男性は?太古の昔はそうだったのだから、その時代に戻るだけ?しかし、そうなると社会の秩序は崩れそうだ。そちらの面からそのような集 団は長続きできずに滅亡しそうな気がする。

5.生殖医療はやはり悪魔の技術だったか?

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オバマに立ちはだかる壁

オバマ新大統領の就任演説は当初懸念されたとおり、抽象的な事柄に終始し、具体的な政策への言及はなかったようだ。

しかし、グアンタナモ収容所の閉鎖と対テロ特別法廷の廃止は評価できる。これらはあまりにもアメリカらしくない政策だった。ネオコンを中心とするユダヤ勢力に、愚かなブッシュが乗せられたとしか思えない。まことに傲慢な愚策であった。

一方、2008年12月22日のNewsweek誌の試算によると、今回の金融危機を乗り切るのに必要な資金は800兆円に上るそうだ。不良債権規模は嘗ての日本と同じく当初見込みよりドンドン増えて、それに連れて必要資金も膨れ上がった。

これは途方もない金額である。

大前研一氏の試算によると、
ベトナム戦争:70兆円
イラク戦争:60兆円
第二次世界大戦:360兆円
(いずれも現在貨幣価値に換算済み)

だそうだ、実に第2次大戦に要した戦費の2倍以上ということになる。この殆どをアメリカ政府が負担するとすれば、既に壊滅状態のアメリカ経済がこの負担に耐えられるとは到底思えない。アメリカはデフォルト状態になり、ドルは更に暴落するだろう。

これを防ぐために、アメリカから日本に対して「金を出せ」という要求が来るだろうが、日本もこの経済状態なので、アメリカによい顔をすれば政治家の政治生命が絶たれる。

アメリカは当然中国にも奉加帳を廻す。中国がすんなり出すとは到底思えない。過大な要求をアメリカに突きつけて、しかも寄付の金額は値切るだろう。

オバマがヒラリーを選んだのはそのためだと言う人がいる。そうだとすれば、この人選は誤っているのではないか?中国に買収されているヒラリーが中国に対してタフネゴシエイターになる筈はない。120%中国の言い分を受け容れるだけではあるまいか。

その際の中国の条件の中には、当然「日本に対して中国が理不尽な要求をしても文句を言うな」と言う項目が入ることと思う。それを蹴る勇気がオバマにあるか?

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イスラエルのガザ攻撃停止

一応良かった。私が心配した世界戦争は、取りあえず避けられた。

イスラエルが何を考えてこの爆撃を開始し、何を考えて地上部隊を含む攻撃を停止したのかは分からない。しかし、私には不可解な点があった。

この攻撃停止の直前にあった、ライスのパレスチナへの武器輸出禁止だ。

私は、イスラエル・パレスチナのどちらかが絶対に正しいとは思っていない。しかし少なくともガザは本来はパレスチナ領であった地域を、イスラエル が武力で占領・植民した地域であると思っている。例えば尖閣諸島を中国が、竹島を韓国が、不当に武力占領している事態と大きくは変わらない。その両者が抗 争するのは当然である。(日本は言葉で抗議するだけで、軽く両国から無視されている)

喧嘩している両者の片方だけに喧嘩の材料入手を禁止するのは私には一方的に見えた。当然同時にアメリカのイスラエルに対する武器供与も禁止または停止すべきだろう。選挙資金欲しさにそれが出来ないだけだろうと勘ぐられても文句は言えないはずだ。

ここでイスラエルとライスの間に取引が在ったのではないかと私は思う。パレスチナへの武器輸出を禁止するから、代わりにガザ攻撃を一時中断しろ、という取引だ。

オバマが中東問題、イスラエル問題に対してどのような結論を出すかはまだ分からない。ここはオバマの出方を静かに見守るのが得策だろう。私にはそのように見える。

どうせこの停戦は一時的なものだ。最終的にはイスラエルかアラブ・イスラム社会のどちらかが地上から消えるまでこの争いは止まないのではないだろうか?そうなるとどうもイスラエルの方が消える可能性が高いのかもしれない。

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田淵俊夫展

広告を見てちょっと気になり、時間もあったので見てきました。

作者は東京芸大の教授で副学長、その退官記念らしい。平山郁夫に師事、と書いてある。

フ~ン、これが今の日本画の主流か?

流石は先生。細かく描いている。その執念、緊張感の持続、そして技巧の巧みさ、は素晴らしい。詩情もあるし、欠点はない。しかし、私のようなつむじ曲がりには、欠点のない完成された美しさと言うものは退屈なんだよね。

とても買える値段ではないのだろうが、お金があっても、買って家に飾ろうとは思わないだろう。

1月18日まで。

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イスラエル軍 ガザに地上侵攻

イスラエルは「ハマスのロケット攻撃陣地の制圧が主な目的」と言っているようだが、目的など、どんどん変えることが出来る。「作戦は長期間に及ぶ」と言うのが本音だろう。ガザをイスラエル領にするまで続くのでは?

アラブ諸国、ヨーロッパ諸国、そしてアメリカの出方が興味深い。

アメリカは新大統領が就任しなければ動かないだろう。日本はその後でアメリカについていくだけ。

それにしても、イスラエルが何故、アメリカの動けない時期に戦争を始めたのか?マスコミが伝えるようにイスラエル国内の政治的な事情だけとは到底思えない。 それともそんなに浅墓な国なのか?

大戦争にならならなければ良いのだが。

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ハルマゲドンの影

世界終末戦争、ハルマゲドンがその姿を垣間見せたように感じる。イスラエルのガザ大爆撃。

イスラエルが国連の調停による停戦を頼りにこの爆撃を始めた、と言う意見がマスコミの大方の見解のようだ。

私の解釈は少し違って、イスラエルは大スポンサー・アメリカを中東大戦争に巻き込もうと瀬戸際作戦の勝負に出たのではないか?と危惧する。イスラエル最後の賭けなのではないか?

オバマがどう考えるかは分からない。しかし、民主党は以前から、イスラエル贔屓だったと言われている。そりゃイスラエルロビーは強力だから選挙には協力して欲しいだろう。分からぬではない。

しかし、イスラエルは次に陸上部隊をガザに進軍させると言っている。その時、中国とロシアは反対するだろう。ヨーロッパはフランスが反対するのではないか?EU、NATOがどう出るかは分からないが、NATOはともかく、EUがイスラエルに賛成するとも思えないのだが。

そのとき、アメリカがイスラエルに味方して、米軍を投入すれば、これは世界終末戦争になる恐れがあるのでは?

オバマに常識があれば、なんとかイスラエルを宥めるなり、脅すなりして、ガザ攻撃を中止させようとするのではないか?そして、それでもイスラエル が単独でガザ占領を強行した場合、これはイスラエルとアラブの全面戦争になるだろう。イスラエルが負けて消滅する可能性がある。オバマはこれを座視できる か?

そして、なによりも、ここで大戦争を起こせば、今回の不況を吹き飛ばせると考える連中が大勢出てくる可能性がある。戦争は古今を通じて最大の不況対策だから。

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