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黄文雄 講演会

黄文雄は2冊ほど読んでいたが、実物を見たことはなかった。そこで茗荷谷まで出かけて見てきた。日本語は上手だが訥弁で聞き取り難いこともあった。

顔を知りたい方は4ヶ月前の録画があった。

ホームページもあった。

6時間連続講演で、朝10時から始まったのだが、私は遠方なので、午前中は失礼して午後だけ聞いた。

午前中の話で興味深かったのは、縄文土器が台湾南部から出土している(東南アジア各地でも出土していると言う話を別の所で聞いたことがある)。台湾人(本省人)と日本人のDNAに共通点がある。と言う話し。

午後の部も多岐にわたるお話で、中でも私が興味を持った点だけを列挙すると、

台湾からの資本逃避が進んでいる。三通が実現すれば更に進むだろう。資本・技術・人材を中国本土に吸い取られて台湾は空洞化が進んでいる。それなのに台湾のマスコミは対中投資を更に煽っている。

台湾の反日教育は継続している。しかし、効果は余りない。映画「海角七号」が評判だが、親日的な映画である。

馬英九は言うこととやることが正反対である。「反日派と言われるのは世紀最大の誤解」と言いながら、尖閣諸島に軍艦を派遣し、慰安婦非難決議を行った。

日本政府の尖閣問題に対する対応は全くの誤り。

台湾の反馬英九デモの参加者は、1回目30万人、2回目60万人、3回目40万人だった。学生の座り込みは現在も続いている。デモには中年女性の参加者が多い。

馬英九はテレビ、新聞を略手中に収めた。民族派のテレビ・雑誌は次々に潰されて殆ど残っていない。ファッショ化・言論統制の危機を感じている人が多い。

民進党を支援していた企業に対する税務調査を強化している。民進党の資金源を断つ政策だ。

台湾を空洞化させて台湾人自身に中国共産党政府を選択させるのが中国にとっての最上策。次策はアメリカ・日本を使って台湾に圧力を掛ける。最後が軍事力での台湾占領。これは犠牲が大きすぎるので愚策。

中国の毎年二桁の軍拡は、台湾占領よりも資源問題を狙ったものではないか。

アメリカの軍事力を超える国は50~60年出ない。中国もそのくらいは掛かる。一方中国はすぐには崩壊しない。飢饉・内乱・天災などが、複数同時に発生しなければ崩壊しない。

中国政府が推進している中華民族主義は成功しない。これだけの多民族に漢民族主義を押し付けることは不可能である。したがって中国は国民国家は作れない。現在の中国を解体しなければ民主化もできない。国民国家になれないからだ。

なお、今年の12月13日(土)18時~19時30分、文京区民センターで講演会があります。会費1000円。

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受信: 2008年12月 9日 (火) 07時12分

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