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ピカソ展

現在ピカソ展は六本木のサントリー美術館と国立新美術館とで並行してい開かれています。いずれも、12月14日まで。

今日、両方行ってきました。

国立新美術館はきれいな建物だが、建築費は法外だったろう。税金だから良いのか?黒川紀章設計。

実は私はピカソが好きでない。しかしこれだけ有名な画家が嫌いとなると、嫌う方が間違っている恐れがある。それで本物を沢山見て、自分の感覚が確かなのかどうかを確認したかった。それが見に行った主な理由。

そして、見終わって、やはり嫌いだ。

1.絵は上手い。達者過ぎる程上手い。技術は素晴らしい。
2.エネルギッシュである。愛人が二人も死んでいるのは偶然ではあるまい。絶倫だったのだろう。

褒めるのはここまで。以下悪口。

3.彼の絵を見て愉快になる人がいれば異常だろう。楽しい絵ではない。心に突き刺さる、あるいは心を逆なでするような絵だ。私は見ていて不愉快に なる。彼の絵を自分の部屋や事務室に掛ける人の気が知れない。高い絵を持っていることを自慢したければ、一万円札を額縁に入れて飾っておけばよろしい。

4.彼は大変商才に恵まれていたように思う。これだけ画風を変えられたのは、これもまた一種の才能で、それはそれで大したものだが、その動機の一つに商人としての才覚を感じるのは私の僻みか。

5.彼が天才であったことは疑いない。しかし現在の値段は異常であると思う。何故こんな法外な値段が付くのか?私には、デリバティブ以上の謎だ。

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コメント

私はピカソの絵が大好きです。どこが良いのかと言われれば、心で絵を描いているからでしょうか。心の命ずるままに自由自在に絵を描いている姿に開放感を感じます。美しい映像は写真家にまかせて、絵描きは思ったままを自由に表現するべきだと思います。魂を揺さぶるような芸術でなくては芸術ではありません。

投稿: 花子 | 2008年11月29日 (土) 11時47分

ピカソの絵を好きな方は大勢います。私も青の時代などは良いと思います。しかし、キュービズムは絵画史の新しいページを開いたとは言え、特に良い絵だとは思いません。その後の絵にも遊びを感じることが多い。ゲルニカは例外。

投稿: らんる | 2008年11月30日 (日) 10時09分

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