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2008年11月

カーニバル

どうも、知識が不確かなので調べてみた。

キリスト教には復活祭と言うのがある。キリストが死後3日目に生き返ったことをお祝いする日だとは知っていた。英語ではイースター。ロシア正教などの東方教会ではパスハ。複雑な決め方で年によって変わる。来年は4月半ば。

その前の約40日間はイエスの苦難を偲んで断食をする。または肉食を絶つ。(国によっては魚もいけない。どうもイスラム教のラマダンを連想する。断食は古来アラビア砂漠に共通する習慣だったのでは?)

それでこの断食期間が始まる前の日に、「肉の食い収め」ということで、肉を食べたいだけ食べて、ついでに酒を飲んで、ドンチャン騒ぎをする。これがどうやらカーニバル(謝肉祭)の起源らしい。

これでもやもやがすっきりした。復活祭が4月半ばなので、カーニバルはその約40日前、2月末から3月初めということになる。

ところで、東方教会にもカーニバルはあるのか?

どうもないらしい。プロテスタントにも無く、どうやら、カソリックだけのようだ。また確認することが増えた。

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ピカソ展

現在ピカソ展は六本木のサントリー美術館と国立新美術館とで並行してい開かれています。いずれも、12月14日まで。

今日、両方行ってきました。

国立新美術館はきれいな建物だが、建築費は法外だったろう。税金だから良いのか?黒川紀章設計。

実は私はピカソが好きでない。しかしこれだけ有名な画家が嫌いとなると、嫌う方が間違っている恐れがある。それで本物を沢山見て、自分の感覚が確かなのかどうかを確認したかった。それが見に行った主な理由。

そして、見終わって、やはり嫌いだ。

1.絵は上手い。達者過ぎる程上手い。技術は素晴らしい。
2.エネルギッシュである。愛人が二人も死んでいるのは偶然ではあるまい。絶倫だったのだろう。

褒めるのはここまで。以下悪口。

3.彼の絵を見て愉快になる人がいれば異常だろう。楽しい絵ではない。心に突き刺さる、あるいは心を逆なでするような絵だ。私は見ていて不愉快に なる。彼の絵を自分の部屋や事務室に掛ける人の気が知れない。高い絵を持っていることを自慢したければ、一万円札を額縁に入れて飾っておけばよろしい。

4.彼は大変商才に恵まれていたように思う。これだけ画風を変えられたのは、これもまた一種の才能で、それはそれで大したものだが、その動機の一つに商人としての才覚を感じるのは私の僻みか。

5.彼が天才であったことは疑いない。しかし現在の値段は異常であると思う。何故こんな法外な値段が付くのか?私には、デリバティブ以上の謎だ。

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煙幕?

厚労省元次官への襲撃事件ですが、テロ行為はもちろんいけないことで、犯人は厳罰に処されるべきです。

しかし、この事件の効果には驚くべきものがあるような気がします。

厚労省暦年の犯罪的に悪質な数々の行いに対する批判が、ピタリと影を潜めました。

厚労省元次官への襲撃事件は彼らの不正行為に対する煙幕の役割を果たしたのです。

逆にマスコミは厚労省元次官へ賛辞を捧げることによって、国民の厚労省に対する怒りを和らげる効果を産みました。これで喜ぶのが果たして誰か?一般の国民でない事は明らかです。

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ハンマースホーイ展

上野の国立西洋美術館でハンマースホーイ展をやっているので行ってきました。不思議な絵でした。

「mixi1.jpg」をダウンロード

「mixi2.jpg」をダウンロード

後ろ向きのモデルは多分奥さん(若い頃は正面からの絵も描いている。それによるとあまり美人ではない)。奥さんが顔を描かれるのを嫌がったのか、自分が書きたくなかったのか?でも充分に美しい後姿。

静かな室内。観光地を描いても、観光客は一切描かない。

時々、ピアノの脚や椅子の脚を1本だけ描かなかったりする。意味は分からない。あるいは邪魔だ、騒がしい、と思ったのかもしれない。

多分恐ろしく偏屈な人だったのだろう。世渡りの下手そうな。でも、死ぬ前に展覧会の審査員になっているから評価はされていたようだ。あまり幸せそうに見えない奥さんのために喜ばしい。

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泉 幸男の路地裏語り

東京都荒川区東日暮里6-33-6DONDON館‎で行われた表記会合に参加してきました。これは2回目の試みだそうで、私は初参加。知らない人ばかり。若い人ばかりかと思ったが以外に年配の人もちらほら、総勢20人くらい。

泉 幸男氏はご存知の方が多いと思いますが、「国際派時事コラム・商社マンに技あり!」と言うブログを書いている方、教えられることが多いので行ってみた。

面白かったのは、最初の台湾の話し。

彼によると、アメリカの台湾政策は基本的に民主国家台湾を温存しようとするもので、その目的は、中国の現政権が崩壊した後の体勢を台湾に立て直さ せるためではないか、そのためには台湾が現中国政府の支配下に入っては具合が悪い。そこでこれを温存しようとしている、しかしそのためには台湾が独立して中国本土との関係がきれてしまっては不味い、中国本土が台湾政府の支配下にあるという建前が必要である。だからアメリカが台湾の独立を認めるはずがない、というのです。どこまで当たってい るのかは分かりませんが案外そうかも知れない。面白い見方だと思いました。

後は、吉屋信子「鬼火」の朗読。大正琴の伴奏入り。

短歌の朗詠。

多趣味な人である。

それと会合場所は始めていったのだが、まるで韓国村。周りはハングル文字の看板だらけ。新大久保も久しく行ってないがこれよりも酷いのではないか?今度ついでがあったら行ってみたくなった。対馬どころか東京が韓国・中国に占拠されそう。赤坂も酷い。

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スタバに行って、

先日スタバに行った。二人分、1500円くらい。千円札がなかったので、5千円札と端数のコインを出した。

スタバを出て、何かの買い物で財布を開くと、ある筈の千円札がない。????
そうか、スタバが怪しい。あそこでお釣りを貰わなかったのではないか??

家に帰ってからスタバに電話をしてみる。「あれこれあれこれ」。

やはりスタバの間違いだった。その日、勘定が4000円合わなかったそうだ。今度行った時に4000円返すという。ホッ。

2・3日後にスタバに行き、事情を話すと、「はい、伺っています」で先ず4000円ゲット。大変よろしい。

コーヒーを頼んでお金を払おうとすると、「結構です。なんでしたら無料で増量します」。

なんて素晴らしい店だ。今までスタバはコーヒーは美味いが店が暗くて狭い、と言う印象で、値段は高いし、私はドトールばかり行っていた。スタバを見直した。

「毎度、釣銭間違えてくれないかな」

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宮内庁樂部

先日、宮内庁樂部に雅楽の演奏を見に行きました。簡単に言えばお祭の時にやるお神楽の原型のようなもの。ただし、流石宮内庁だけあって荘重、早く言えば眠くなる。

宮内庁樂部は皇居東御苑にある。東御苑は大手門から入り、北の丸公園につながっている。楽部まで普段から入れるのかどうかは知らない。今度一度時間があったらためして見ようと思う。

http://www.kunaicho.go.jp/08/d08-01ph-01.html
http://www.kunaicho.go.jp/08/d08-01.html

感想:

これは私達が普通に考える日本ではない。恐らく、日本文化は戦国時代に180度転回し、江戸時代に細部が完成した。これはその転回以前の文化であると思う。

衣装も被り物も全て日本のものとは思えない。中国・朝鮮でもない。西域(トルコ、イラン、中央アジア、ウイグル等)の匂いがする。舞には仮面を付けて踊るものが多い が、当日演者が付けていたものは全て日本人の顔をしていない。中国・朝鮮でもない。西域の顔である。
江上波夫の「騎馬民族説」を思い出した。今や信奉者は 居なくなったが、雅楽を見る限りは信じたくなった。

それと、これらの音楽、衣装、踊りは、やはり中国を通り越して西域のものなのではないか?と言うことが大変不思議であった。日本に雅楽が伝わったのは奈良か平安の時代だと思うが、その当時、中国にも独自の音楽、衣装、踊りは既にあったであろう。しかも、日本の雅楽の原型となったものは、中国でも儀式用のものであったらしい。

中国は何故儀式に西域の音楽、衣装、踊りを借りたのか?興味深い。

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円高

円高になると輸出企業から悲鳴が上がるのが常だ。野口悠紀雄氏は従来の円安が日本の非効率な旧型産業を温存する結果になった、とかつて批判した。

そして今、日本が1ドル100円の円高にしがみつこうとしているのは、70年代のイギリスの誤りを繰り返す愚かな政策で、実行すれば日本は20年不況に突入するだろうと言っている。1ドル70円代に耐えられる産業構造に変革しなければいけない、と言うのだ。私はこの意見に賛成だ。円安になれば、食料・燃料等の輸入品価格が高止まりする。一般消費者を犠牲にして輸出企業を助ける政策だとも言える。

しかし、円高に耐えられる産業構造とは一体どのような産業構造なのか?野口氏は明確に述べていないが、よく言われるのは、農業・資源産業等の川上にシフトする、後発国でも作れるコモディティ化した商品に頼らずに独自開発した技術に基づくユニークな商品に特化する、内需を拡大する、海外企業の買収、等だ、その通りのようにも思う。

しかし、特に内需拡大は至難の業だろう。ニート対策が避けて通れないからだ。現在の大企業による臨時雇い拡大による格差雇用がその根本原因だろう。これは経団連自身が率先してやっていることだから、経団連に頼っていては是正できない。

また、私が腑に落ちないのは、再び円安になる恐れはないのか?と言うことだ。

一般論で言えば、市場の価格は常に変動している。円高があれば無限には続かずに必ず円安になる時代が来るのが市場だ。円高に耐えうる産業構造にすることは必要だろうが、それで円安の時代が来ると総倒れになるのでは,何をしているのか分からない。

同時に私の頭を離れないのは、累積財政赤字である。新規に発行する国債の買い手はまだいるのか?それが売れ残った時、円暴落は起りえないと言えるのか?私は言えないと思う。

当たり前のことだが、円高にも円安にも耐えられるような産業構造が必要なのだろう。

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鬼太鼓座 ライブ’95

上記のDVDを買って見ました。

1.鼓童は鬼太鼓座から分かれたようですが、基本的なことは殆ど何も変えていないことが分かりました。鼓童の方が多少商業的になっているようです。鼓童を見ていて引っ掛かった、新派的な舞台がないのが、私にはすっきり感がありました。

2.演奏も鬼太鼓座の方が少し良いように思いました。少なくとも私向き。舞台からはストイックと言うほどの感じは受けませんでしたが。

3.驚いたのは、当時の座長が女性だったこと。奏者に女性、黒人、白人がいたことです。「世界に開かれた団体」を感じました。ただし、現在の座長は男性のようです。交替の経緯は知りません。

4.もう一つ不思議に思ったのは、録画された公演は1995年、DVDになったのは2006年、ということです、何故もっと新しい公演を収録しなかったのか?95年が最高の演奏であったということか?

5.実際に現在の鬼太鼓座の公演を見て、95年の公演と比較したくなりました。

6.マラソンを基本訓練に入れているようです。

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日本は反省の出来ない国か?

今回の金融危機で、当初「日本の経験を世界に教えてあげよう」と言うようなことを言った政治家もいたようたが、その後誰も聞きにはこなかったようだ。

それと言うのも、日本はどう対処すれば良いのか分からずに、徒に日を送って危機を拡大させ長引かせたことを皆知っていたから、と言われている。日本は見習ってはいけないお手本であって、その経験は世界の参考にはならなかったのだ。

そう言われてみると、どうやら、日本の経済危機対応の何処が何故いけなかったのか、本当はどうすれば良かったのか、と言う分析をしっかりやった研究・本を聞いたことがない。私の不勉強かも知れないが。

もしこのような研究がないのだとしたら、大変奇妙なことに思える。日本は反省が出来ず、過去の失敗に学ぶことが出来ない国であることになるからだ。果たして事実はどちらなのだろうか?

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アメリカの底力

オバマを当選させることによって、アメリカは自己変革能力があることを証明できた。

「次は日本の番だ」と言う人がいるが、そうあって欲しい。しかし、多分実現しないだろう。

現在実権を持っている人たちは、全員「既得権益」の亡者のように私には見える。彼らは日本と言う国がどうなろうとも、一度手に入れた既得権益だけは手放すまいと決心しているように見える。

それを助長しているのが政治家の世襲だろう。政治家だけでなく、役人にも学力格差の世襲(実は年収の世襲なのだが)と言う形で世襲が蔓延っている。これを退治するには現在の収入格差を次代に持ち込ませないような政策が必要だろう。しかし、そのような動きはない。

民主党がオバマ氏の「変革」を我田引水してはしゃいでいるようだが、烏合の衆の彼らに、その能力があるとは到底思えない。

このようにだらしない野党しか持てないことが日本人の不幸であると思う。

しかし、彼らを当選させたのは我々だ。次回の選挙では、もう少ししっかりしなければ、何回選挙をしても、同じことの繰り返しになる恐れがある。

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鼓童(こどう)

鼓童(こどう)の公演に行った。国際会議の余興で長野の和太鼓を見たことはあったが、鼓童は初めてだった。

面白かったが、不思議なものである。

1.作曲者はいるのだろうか?(プログラムに拠れば確かにいる。現代音楽関係者が多いようだ)

2.楽譜はどうなっているのだろう。(現代音楽には楽器を使わないものもあるから、それに似ているのだろうか?)

3.太鼓の種類が多い。皆日本にあった太鼓だろうか?自分達で新たに作った太鼓はないのか?

4.太鼓には革を鋲で胴に打ちつけたものと、鼓(つづみ)のように紐で締めた物とがある。楽器には調律が不可欠の筈だが、紐で締めてある太鼓は調律できるだろうが、鋲打ちの太鼓の調律はどうするのか?気候によっても音が変わると思う。

5.太鼓の寿命はどの位あるのだろうか?革の張り直しはするのだろうか?

6.大きな太鼓には、お寺の鐘のような唸りがある。それを除けば、基本的には革を叩く音と縁を叩く音の二つの音階しかない。メロディもない。ハー モニィもない。あるのははリズムだけ。それでどうして人間は感動するのだろうか?鼓童は「胎内で聞いた母親の鼓動だ」と言っている。そうかもしれない。

7.演劇的な要素が大きい。単なる音楽ではなくて舞台パフォーマンスだ。

8.独特の美しさがある。和の美しさだ。

9.これは祈りではないかと思った。神道では太鼓を使うが、太鼓を叩く姿は祈っているようにも見える。神が舞台に舞い降りることはなくても、少なくともこの舞台を観ているかもしれない。

10.鬼太鼓座(おんでこざ)にも行ってみたくなった。

http://www.kodo.or.jp/news/index_ja.html

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日本にはこういう人もいます

2008年11月02日12:16

http://www.chosunonline.com/article/20081031000036

日本ツキノワグマ研究所の米田一彦理事長

 日本、韓国、中国などでツキノワグマの保護活動を行い、 第14回韓日国際環境賞で日本側受賞者として選ばれた日本ツ キノワグマ研究所は、理事長の米田一彦氏(60)が1992年に 設立した民間団体だ。30日に韓国を訪れた米田代表に会い、 これまでの活動状況とツキノワグマを保護する理由などにつ いて聞いた。

-ツキノワグマの保護活動を始めたきっかけは。

 「秋田大学に在学中だった1975年から熊に関する研究を始めた。今年で34年目だ。当時、秋田県に生息する熊は山奥に住む人たちに危害を加えたり、民家周辺に現れて農作物に被 害を与えていた。それでも野生熊の生態に関する研究はほと んど行われていなかった。最初は熊の被害から人間を保護す る必要があると思い、ツキノワグマの研究を始めた」

-公務員だったと聞いたが。

 「14年間、秋田県の野生動物担当公務員として勤務し、1987年に退職した。当時は官庁の中で“住民に被害を与える ”として野生の熊450頭を処分するよう許可していた。ところ が直接現場で確認してみると、その地域の熊の数は20頭足ら ずだった。行政機関は実情をしっかりと把握しないまま無差 別に処分を決めていたため、それに納得できなくなり、民間 で活動を始めることにした」

-日本には野生のツキノワグマがどれだけいるのか。

 「30年前には秋田県に2500頭ほどいたが、今は3400頭にまで増えた。日本全域では1万4500頭ほどになる。韓国は野生の 熊を保護しているようだが、日本政府はこれまで野生の熊を 有害動物として毎年2000頭から2500頭を処分してきた。人間 に害を与えないよう、適正なレベルで熊の生息地域を調整す ることは必要だが、捕獲する手段を考えたり処分する以外に 別の方法はないのかなどについて、もっと科学的な研究が必 要だ」

-人間に害を与える熊を保護する理由は。

 「非常に難しい質問だ。日本では熊が徐々に増えており、農作物への被害も大きくなっている。人間が殺されるケース も時々発生している。そのため日本政府は、2006年に野生の 熊4800頭を処分することにした。日本では現在、“人間と熊 は共生すべき”という主張に共感が得られていない。しかし 熊にもやたら命を奪われない権利があるという点を忘れては ならない。熊を見つけたら射殺するというやり方も問題だ。
人間がどうすれば被害を減らすことができるか。この点から 最初に研究すべきだろう。例えば民家にやってくる熊を捕 え、撃退用スプレーを吹き付けて恐怖感を植え付ければ、そ の熊は二度と民家にはやってこないという習性がある。熊を 殺す前に、このようなさまざまな研究が必要だろう」

-熊は生態系の中でどのような存在であり、またどのような役割を果たしているのか。

 「熊は(排泄物を通じて)木の種子やドングリの種などを 遠くに繁殖させ、それを通じて自然の生態系が維持・存続さ れている。しかしこれは、ごく一部の機能的な側面に過ぎな い。熊が生態系に存在するという事実だけでも、人間と自然 は大きな恩恵を受けている。北海道の森や林がそのいい例 だ。北海道のヒグマはツキノワグマの4倍の体重があり、体格 もはるかに大きい。人間はこのヒグマを恐れて北海道の森や
林に手をつけられない。そのため今も自然がよく保存されて いる。自然は熊にとってすばらしい生息地にもなるが、人間 にとっても大きな恩恵を与える。熊の存在自体が自然にとっ てはプラスになっているのだ」

-今後の計画は。

 「ツキノワグマはアジアの象徴的な動物の一つだ。そのため日本だけでなく、韓国や中国でも熊の保護活動を行ってい る。今後はロシアや台湾などにも活動の範囲を広げたい。ア ジア人として、今後も熊と共生して保護活動を行っていきた い」

■米田一彦氏

 34年間にわたり野生のツキノワグマの生態研究と保護活動 に携わる専門家。秋田県で野生の熊を担当する公務員として 勤務した後、1992年に「日本ツキノワグマ研究所」を設立 し、日本だけでなく韓国や中国などでも熊の保護活動を行っ ている。1997年11月には日本の熊研究者20数人と共に韓国を 訪れ、韓国の研究者と共同で智異山の野生ツキノワグマの実 態調査を行い、智異山に8頭のツキノワグマが生息している事 実を確認。これをきっかけに智異山のツキノワグマを繁殖さ せるプロジェクトが本格的に開始された。

パク・ウンホ記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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