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これからの世界のあるべき姿?

9月24日のSAPIOに載った大前研一の「グルジア紛争は来るべきEU-ロシア大連合へのプロセスだ」は大変独創的な考えだと思いましたので、要旨を紹介します。
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ロシアはEU諸国に天然ガスと石油を供給している。ロシアはパイプラインの行き先を何時でも中国やインドに変えられる。困るのはEUでロシアではない。

ロシアはグルジア紛争で軍隊を出して非難を買ったが、ロシア国内では戦争に対して拒否感が強い。全面戦争を打ち出せば、現政権はたちまち国民の支持を失う。

サルコジ大統領は事件直後、一方でサーカシビリとの会談をしながら、平行してメドベージェフ大統領とも電話で話をしていた。グルジアとロシアとの全面戦争に発展するような緊張した対立はなかったのだ。

グルジアのあるコーカサス地方は、言語・宗教の異なる多様な民族がバルカン半島よりも複雑に混在している。しかし、EUもロシアもこの火薬庫に火を付けたいとは思っていない。そのためにはコーカサス地方にEUモデルを持ち込んで、地域国家の連合体を作ることが一番良い。

そしてその前に、先ずロシアが旧ソ連地域をEU型の「緩やかな連邦」に移行し、共通通貨圏にした後、EUと合併して「巨大EU」を作る。

そうなるとアメリカの約2倍の連合体が出来て、ヨーロッパはアメリカの言うことを気にする必要がなくなる。

そしてこのように、加盟国が話し合いで明確なルールを作り、参加すればそのルールを守らなければならない巨大連合体ができて、その対極にある統治機構を持つ中国・インド・日本等のアジアの国々(大前氏によれば「国民を欺くイカサマ中央集権」)にも、様々な影響を与えるだろう。
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希望的観測である可能性は大ですが、たしかに実現すれば望ましいとは思います。でもプーチン氏がこのような方向に進むとは残念ながら思えません。多分実現しないでしょう。

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コメント

誇大妄想としか思えませんね。happy01

投稿: Y | 2008年10月10日 (金) 21時26分

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