« 基軸通貨 | トップページ | 日本は世界を救えるか? »

食料自給

食料価格の高騰で食料自給率40%が問題になっている。もっと自給率を上げよう、それには先ず米をもっと食べよう、と言うわけだ。

私はこれに反対する心算はない。食料輸出を規制する国も増えていることだし、私自身、一日に2食は米を食べるように努力している。これは健康のためでもある。

私が気に入らないのはこの先だ。「食料自給率向上」というと、大喜びで出てくるのは、コメ議員と農協系団体だ。

日本の生産性は高くない。高いのは工業部門だけで、これは世界水準を越えている。しかし、サービス産業と農業の生産性が低いので全体の足を引っ張っている。それで日本全体の生産性は低い。

そして農業の生産性の低さが、自給率を下げた根本原因だと私は思う。

そしてこの根本原因を改善せずに温存してきたのが、前にあげた「コメ議員と農協系団体」ではないか。

この犯人を追放しなければ、日本の食料自給率は上がらないだろうし、無理に強権を発動して上げれば、大変高いものに付くだろう。

食料自給率を上げるには、農業を徹底的に合理化して、その生産性を上げる以外にない、と私は思う。

「コメ議員と農協系団体」の復活を許せば、非効率と古い利権が温存されるだけだ。

|

« 基軸通貨 | トップページ | 日本は世界を救えるか? »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

各国の食料自給率を見ると、ため息が出ます。
輸入に頼らなくてはならない状況なのに、検査も出来ていない、毒まみれのものを、農水省が見逃してやって流通している、メラミンミルク入りのものが、検査をするように「指導」というだけで、業者任せになっている。食が崩壊しているのですね。

投稿: 八歩 | 2008年10月21日 (火) 09時59分

数年前に確か、

1)農地の貸し借りが出来るようになり、小さな田が貸地により統合されて大規模化する。
2)株式会社が米作をすることが許可された。

以上の規制緩和により、商社等が米作に進出して、米作の大規模化、ひいては生産効率のアップ、コストの引き上げ、が実現するのではないかと期待していました。

しかし、このようなことは実際には全く起らなかった。そして日本の米は膨大な金食い虫のままに放置されている。

これは恐らく、農水省の役人およびOBの巧妙な反対政策によるのではないかと想像しています。

このことを放っておいて、食糧自給率の向上を謳うのは大変危険だと感じています。

投稿: らんる | 2008年10月21日 (火) 11時39分

そんなに難しく考えなくても自分の庭やベランダでできるものを作ってみたり、農地を借りてでも農業に挑戦する姿勢が大事ではないでしょうか?中山間地を耕作する場合、合理化だけを言っても始まらない感じがします。それと日本には食べられる野草がたくさんあるのですから、それも利用することをおすすめします。

投稿: 花子 | 2008年10月21日 (火) 11時44分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/517191/42848101

この記事へのトラックバック一覧です: 食料自給:

« 基軸通貨 | トップページ | 日本は世界を救えるか? »