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2008年10月

何時終る?不美人コンテスト

円高が止まらない。

私は、

1.財政赤字
2.教育予算の少なさ
3.経営者の甘え(ワ-キング・プアは怠惰な経営が原因と思う)
4.政治家のレベルの低さ

等から日本の将来は暗いと思っている。

だから、今の円高は、不美人ばかりが揃った美人コンテストで、海外からまあ欠点が余り見えないのが日本だったためではないかと。

ところが円高は一向に止まらず、世界景気の先も見えない。アメリカ政府はありもしない資金をウオール街の高給取り救済につぎ込むといっている。どうせ他人の金を当てにしているのだろうが、誰も応じなければ、アメリカ国債暴落しかないのでは?

それでも「基軸通貨は必要だ」と言う声は強い。アメリカを含めて、もうどの国も一国で基軸通貨を担える国はないと思うのだが。

しばらくは、ジット静かに推移を見守るのみ。情けないが。

それに付けても、リーマン前後に空売りをした人は大儲けだろう。儲けた人は黙っているが。

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日本は世界を救えるか?

最近表題のようなことを言う人がいる。私は二人からこのような意見を聞いた。最初は「何を言ってるんだ?」と思った。二人目で「?」。そこで考えてみる。

1.お二人の意見はかなり似ている。まず、今回の金融危機で日本が直接受けた痛手は大きくない。多分、先進国中最小。これから先は分からない。

2.今回の危機で、金融業では一国の経済を背負うことが出来ないことが明らかになった。やはり製造業だ。これからは世界中で製造業への回帰が始まるだろう。そうなれば、日本の出番が来る。

(1)日本の技術抜きでこれからの製造業はやっていけない。

(2)日本にはモノつくりのDNAがある。

この通りになれば真にめでたい。そうあって欲しいと心から思う。しかし、次の心配がある。

(1)新しい技術は大学から出てくることが多い。日本の教育予算は削られっぱなし。大学の現在の研究レベルを今後も維持できるのか?

(2)日本の大学院における留学生の比率は継続的に上がっている。彼らはいずれは母国に帰ってしまい、日本の新技術開発には貢献しないのではないか?

(3)日本のモノつくりのDNAは中小企業が担っていたのではないか?そして彼らは現在壊滅状態にあると伝えられている。復活できるのか?

(4)日本の膨大な財政赤字はどうなる。これが原因で日本は破滅すると言われてきた。しかし、日本の世紀が再び来れば、税収も増え、短期間に返せる可能性はある。

(5)世界はこれから混乱期に向かう。その期間は5年とも10年とも言われている。製造業が復活するにしても、それはこの混乱期の後になるのではないか?その間には日本の製造業は壊滅している、と言うことにはならないのか?

疑問は尽きないが興味のある意見だ。今後も注意することにしよう。

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食料自給

食料価格の高騰で食料自給率40%が問題になっている。もっと自給率を上げよう、それには先ず米をもっと食べよう、と言うわけだ。

私はこれに反対する心算はない。食料輸出を規制する国も増えていることだし、私自身、一日に2食は米を食べるように努力している。これは健康のためでもある。

私が気に入らないのはこの先だ。「食料自給率向上」というと、大喜びで出てくるのは、コメ議員と農協系団体だ。

日本の生産性は高くない。高いのは工業部門だけで、これは世界水準を越えている。しかし、サービス産業と農業の生産性が低いので全体の足を引っ張っている。それで日本全体の生産性は低い。

そして農業の生産性の低さが、自給率を下げた根本原因だと私は思う。

そしてこの根本原因を改善せずに温存してきたのが、前にあげた「コメ議員と農協系団体」ではないか。

この犯人を追放しなければ、日本の食料自給率は上がらないだろうし、無理に強権を発動して上げれば、大変高いものに付くだろう。

食料自給率を上げるには、農業を徹底的に合理化して、その生産性を上げる以外にない、と私は思う。

「コメ議員と農協系団体」の復活を許せば、非効率と古い利権が温存されるだけだ。

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基軸通貨

今回の金融危機は私のような素人にも、基軸通貨について考えさせた。

●前から一部で言われていたことだが、「米ドルが基軸通貨でなくなる」ということが現実味を帯びてきた。しかし、基軸通貨はあった方が、何かと各方面で便利だろう。貿易、金融、外貨準備、国家間援助など。では米ドルの後を次ぐ通貨は何になるのだろうか?

私はもはや単一の通貨が基軸通貨の役割をするのは無理だろうし、危険なのではないかと思う。貿易額が多く、外貨準備が潤沢で、規律を守れる国、数カ国が集まって、バスケット方式で国際決済用の通貨を作り、これを新しい基軸通貨とするのが良いのではないだろうか?

●今回の金融危機の原因の一つに、アメリカが自国通貨米ドルが基軸通貨であることをいいことに、節度なく貿易赤字を積み上げ、これを米ドル紙幣の増刷で賄ったことがあるように思う。

基軸通貨が一つの国の通貨で兼用されるから、このようなことが起ったのではないだろうか?しかもその誘惑に負けない国は稀有だろう。しかし、基軸通貨が利害の異なる数カ国で管理されていれば、このような失態は生じなかったのではないだろうか?

●アメリカが思い上がって、余りにも自分の都合の良いように、好き勝手に振舞ったことが今回の金融危機の原因の一つとすれば、このような案も意味があるかもしれない。

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お金が消える?

友達が言っていた。

>資本主義経済って、根本がとっても危うい仕組み

本当にそうだと思う。

新聞では、何日か前に「世界で1600兆円が消えた」と書いていたようでしたが、「お金ってそんなに簡単に消えるの?」というのが正直な感想。 「お金って物ではないんだ」と実感した。まるで幽霊のようなものだ。出たり消えたり。あると思ったら無かったり。金持ちも一場の夢?金かと思ったら木の葉 だった?

株の値段が上がったり下がったりするのは分かる。下がればお金が消えるのも分かる。だけれど、普通は上がるものがあれば下がるものもあって、1・2・3でドーンと一斉に下がることは余りない。

友達にお金を貸す。友達は突然蒸発して連絡が取れない。このお金も消えたお金。銀行に貯金する。これは銀行にお金を貸したわけだ。だから銀行が潰れれば、私の貸したお金は消えてしまう。

各国の協調資金注入で、株価は持ち直したが、1日だけではないか?今日どうなるのかが見もの。

私は昨日10年以上付き合ったアメリカの銀行から預金全額を下ろし、箪笥預金は却って危ないので、他の銀行に移した。今安全な銀行は何処にもないけど、少しはましかと思って。

スイスの銀行がいいかなと思うがあそこは5億以上ないと口座が持てないので、お呼びでない。

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隷属国家日本の岐路

北野 幸伯 ダイヤモンド社

著者はメルマガ「ロシア政治経済ジャーナル」(http://www.mag2.com/m/0000012950.html)を書いているのでご存知の方も多いと思う。

著者年来の主張を一冊の本にまとめられたので読んでみた。教えられることが多かった。
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0.アメリカが25年以上も貿易赤字を続けながら、破綻しなかったのは、ドルが基軸通貨であったので、ドルを印刷すれば破綻せずに済んだからだ。

しかし、1999年にユーロが導入されて2008年にはドルの流通量を越えた。2006年にはロシアがルーブル立ての原油取引を始めた。このようにドルは既に基軸通貨としての地位を失い始め、今後アメリカは没落せざるを得ない。

日本は従来アメリカ依存国家であった。次には中国への依存国家なりかねない。

それを望まない著者は「日本の自立する道」を探そうとしてこの本を書いた。

1.2005年末で日本政府と地方自治体を合わせた債務残高は約774兆円、GDPの170%、G7中最悪。しかし国民の貯蓄残高が1400兆円あるので、2020年頃まではもつ。以後はもたない。円は暴落しハイパーインフレになる。

工場を海外に移すと、その企業は儲かるが、国は失業者の増加で税収が落ち、失業保険の支払いで支出が増える。移転先の国はそれとは逆のことが起こる。つまり工場の海外移転は国を滅ぼすので、国の政策としてはいけない。

減税をすれば消費と長期的に税収が増える。したがって、日本の財政を救うには減税すべきである。同時に安い税金と増えた消費を狙って外国企業が日本に進出してくるようになり、工場の海外移転とは逆の効果が日本に生まれる。

2.ブルーカラー移民を受け入れると、日本人失業者が増え、賃金水準は低下する。移民が従事する職業は日本人の嫌う職業である場合が多いので、差 別意識と民族意識が高まる。自動化が進まず、生産性が上がらない。移民の中にマフィア化するものが現れて治安が悪化する。したがって、日本に受け入れる移 民は「日本人が尊敬できる外国人」だけにするのが良い。

3.海外からの投資を受け入れることは日本の利益になる。従って日本政府は外国資本を日本に誘致する政策を取るべきなのに実際には外国資本を締め 出す政策を取っている(ブルドックソース等)。これは国益に反する。また多すぎる規制は撤廃しなければ、外国資本の誘致はできない。

中国は1974年にベトナムから西沙諸島、1995年にフィリッピンから南沙諸島を奪い、「元々中国領だ」と言っている。尖閣諸島のケースと全く 同じ。このような中国の領土的な野望を押さえるために、日本はアメリカの有力者を味方につけると同時に、中国とロシアを分断する必要がある。それには東シ ベリアー極東ナホトカ間石油パイプライン建設に協力すれば良い。

4.食料輸出国の人口は増加している。食料価格が高騰し、従来の食料輸出国は輸出を規制するようになる。それに備えて、米食を増やすべきである。 そのため、全中小学校で「完全米食給食」を行い、子供の頃から米食になじませるのが良い。更に公立高校も米食給食を行い、公共機関の食堂は米食のみとすれ ば、日本の食料自給率は画期的に上がる。

エネルギーについては、日本はメタンハイドレードが近海に豊富にあるので、これを開発・実用化すればエネルギーの自給が可能になる。

5.ユダヤと日本は教育に熱心だった。大部分の幼い子ども達に基礎的な勉強をやらせた。現在日本ではそれが崩れている。暗記を復活させる必要がある。また、子どもに倹約と貯蓄の大切さを教えるべきである。その後、仕事を楽しみにすれば、探究心と想像力が湧いてくる。

6.アメリカは世界一の債務国で日本の資金がそれを支えている。そんなアメリカの真似をする必要はない。世界中で日本を嫌っているのは中国・韓 国・北朝鮮だけ。日本はアメリカと一緒になって「自由」「民主主義」を世界に広める必要はない。日本が世界から愛されているのは「他国の内政に干渉せず、 なおかつ支援している」からである。

日本は今後貧乏人相手の商品は中国等に任せて、薄利多売から脱却し、世界の金持ちを相手に、高くて良質な商品を少量作るようにするべきである。
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卓見だと思う。異論もあるかもしれないが、先ず著者の言うことを素直に聞いてみる事をお勧めする。

 

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これからの世界のあるべき姿?

9月24日のSAPIOに載った大前研一の「グルジア紛争は来るべきEU-ロシア大連合へのプロセスだ」は大変独創的な考えだと思いましたので、要旨を紹介します。
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ロシアはEU諸国に天然ガスと石油を供給している。ロシアはパイプラインの行き先を何時でも中国やインドに変えられる。困るのはEUでロシアではない。

ロシアはグルジア紛争で軍隊を出して非難を買ったが、ロシア国内では戦争に対して拒否感が強い。全面戦争を打ち出せば、現政権はたちまち国民の支持を失う。

サルコジ大統領は事件直後、一方でサーカシビリとの会談をしながら、平行してメドベージェフ大統領とも電話で話をしていた。グルジアとロシアとの全面戦争に発展するような緊張した対立はなかったのだ。

グルジアのあるコーカサス地方は、言語・宗教の異なる多様な民族がバルカン半島よりも複雑に混在している。しかし、EUもロシアもこの火薬庫に火を付けたいとは思っていない。そのためにはコーカサス地方にEUモデルを持ち込んで、地域国家の連合体を作ることが一番良い。

そしてその前に、先ずロシアが旧ソ連地域をEU型の「緩やかな連邦」に移行し、共通通貨圏にした後、EUと合併して「巨大EU」を作る。

そうなるとアメリカの約2倍の連合体が出来て、ヨーロッパはアメリカの言うことを気にする必要がなくなる。

そしてこのように、加盟国が話し合いで明確なルールを作り、参加すればそのルールを守らなければならない巨大連合体ができて、その対極にある統治機構を持つ中国・インド・日本等のアジアの国々(大前氏によれば「国民を欺くイカサマ中央集権」)にも、様々な影響を与えるだろう。
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希望的観測である可能性は大ですが、たしかに実現すれば望ましいとは思います。でもプーチン氏がこのような方向に進むとは残念ながら思えません。多分実現しないでしょう。

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円高

アメリカの金融危機に伴って、日本円が急騰しています。米ドルに対してもユーロに対しても。その理由として言われているのは、

1.日本はサブプライムの買い込みが少なかったので被害が少ない。

まあ、嘘ではないが、本当とも思えない。

この金融危機の影響は世界を巡って日本に来るから多少タイムラグがあるだけではないだろうか?

元々日本がサブプライム関連の証券を余り買っていなかったのは、ただ買い遅れていただけの可能性が高く、決して欧米の金融機関よりも賢明・慎重であったためではないのではないか?

2.債務超過世界一?の日本の将来が明るいとはとても言えない。それなのに日本円を買うのは狼狽買いではないのか?

他に良い資金の逃げ場が見付からないので、取りあえず良い投資先が見付かるまで置いておく。

どちらの見方が正しいのかは分からない。後者ならばやがて日本円は下がることになる。私にはこちらの方が正しそうに思えるのだが、圧倒的少数派。

ひょっとすると私だけかもしれない。

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和太鼓

鼓童(こどう)の公演に行った。面白かったが、不思議なものである。

1.作曲者はいるのだろうか?(プログラムに拠れば確かにいる。現代音楽関係者が多いようだ)

2.楽譜はどうなっているのだろう。(現代音楽には楽器を使わないものもあるから、それに似ているのだろうか?)

3.太鼓の種類が多い。皆日本にあった太鼓だろうか?自分達で新たに作った太鼓はないのか?

4.太鼓には革を鋲で胴に打ちつけたものと、鼓(つづみ)のように紐で締めた物とがある。楽器には調律が不可欠の筈だが、紐で締めてある太鼓は調律できるだろうが、鋲打ちの太鼓の調律はどうするのか?気候によっても音が変わると思う。

5.太鼓の寿命はどの位あるのだろうか?革の張り直しはするのだろうか?

6.大きな太鼓には、お寺の鐘のような唸りがある。それを除けば、基本的には革を叩く音と縁を叩く音の二つの音階しかない。メロディもない。ハー モニィもない。あるのははリズムだけ。それでどうして人間は感動するのだろうか?鼓童は「胎内で聞いた母親の鼓動だ」と言っている。そうかもしれない。

7.演劇的な要素が大きい。単なる音楽ではなくて舞台パフォーマンスだ。

8.独特の美しさがある。和の美しさだ。

9.これは祈りではないかと思った。神道では太鼓を使うが、太鼓を叩く姿は祈っているようにも見える。神が舞台に舞い降りることはなくても、少なくともこの舞台を観ているかもしれない。

●鬼太鼓座
もう一つの和太鼓のグループです。公演を聴いて、比較してみたかったのですが、都内では今年4月にやっただけで当分公演の予定はないようなのです。

そこでDVDを買って見ました。それが上記のDVD「鬼太鼓座 ライブ’95です。

1.鼓童は鬼太鼓座から分かれたようですが、基本的なことは殆ど何も変えていないことが分かりました。鼓童の方が多少商業的になっているようです。鼓童を見ていて引っ掛かった、新派的な舞台がないのが、私にはすっきり感がありました。

2.演奏も鬼太鼓座の方が少し良いように思いました。少なくとも私向き。舞台からはストイックと言うほどの感じは受けませんでしたが。

3.驚いたのは、当時の座長が女性だったこと。奏者に女性、黒人、白人がいたことです。「世界に開かれた団体」を感じました。ただし、現在の座長は男性のようです。交替の経緯は知りません。

4.もう一つ不思議に思ったのは、録画された公演は1995年、DVDになったのは2006年、ということです、何故もっと新しい公演を収録しなかったのか?95年が最高の演奏であったということか?

5.これでまた、実際に現在の鬼太鼓座の公演を見て、95年の公演と比較したくなりました。

6.マラソンを基本訓練に入れているようです。

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悲しき雄ライオン

NHKスペシャルを見ました。

私が面白かった点。

1.雄ライオンは狩が下手。
メスライオンが狩をしてオスはそれを横取りするのは知っていましたが、てっきり怠けているのだと思っていましたが、体が重過ぎて狩が出来ないためだそうです。

2.ライオンは女系家族ですから、オスはある程度大きくなると母親の群れを出て行かなければいけません。しかし、元々狩が下手なのですから、その生活は悲惨です。ハイエナの食べかすを拾って食べるようなことになります。まるでホームレス。

3.母親の群れを出るときは1匹でなく、同胎のオスの兄弟と一緒です。一匹では頼りないのでしょう。でも餌が上手く取れずに飢え死にするオスが多いそうです。

4.群れのリーダーはオオカミのようにペアでなく、2頭のオスです。1頭だと、2頭づれの若オスに追い払われて、長く群れを維持できないのだそうです。

5.雄ライオンは、子ライオンを殺しますから、母ライオンは子ライオンを守れる強い雄ライオンが必要です。そこでリーダーにする雄ライオンを慎重に選別します。候補の雄ライオン同志を故意に戦わせて、その強さを見極めることもあるそうです。

6.撮影に9年かかったと言っていました。力作です。

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中国のソースコード開示要求

中国がまた大変なことを言い出したものだ。特許権・著作権無視のコピー天国でこんなことをやれば結果は明らかだろう。また、中国政府の狙いもそこにあると思われる。

「じゃあ輸出してやらないよ」と言う勇気は日本を始め欧米の大企業にはないだろう。必死の抵抗を試みるだろうがその効果はどの程度あるだろうか?

中国製品の輸入禁止で対抗するか?食品に限定すれば消費者は付いてくるかも知れない。
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http://www.news.janjan.jp/business/0809/0809197645/1.php

中国のソースコード開示要求は、日本産業の死活問題だ
柳田薫2008/09/21
中国は来年からデジタル家電などの中核となる製品情報の開示を外国企業に対し命じることになるようだ。製品情報の中核のソースコード開発には長い時間と費用が費やされ、内容はノウハウそのものだ。「そんなことはできない」と、国を挙げて中国に対抗すべきだ。
中国 技術 NA_テーマ2

 9月19日付読売新聞に「中国で売るなら機密開示せよ」なる標題の囲み記事が掲載されていた。

 中国政府が外国企業に対し、デジタル家電などの中核となる製品情報を中国当局に開示するよう命じる新制度を09年5月から導入する方針で、開示を拒否すれば、その製品の対中輸出や中国での現地生産、販売が一切禁止されるという内容だ。

 製品情報で重要なものは機器の制御等を行うソフトウエアのソースコードである。ソースコードの開発には複数技術者による長い時間と費用が費やさ れており、その内容はノウハウそのものである。これをおいそれと開示することは、企業の目玉的果実を放棄してしまうことと同じで、企業にとっては無論、日 本国国家としても死活問題である。

 今後の動向は不明だが、欧米各国とも協調し、政治問題として中国と折衝する必要がある。経済規模が巨大な中国市場を考慮すると、対応には多大な 困難が待ち受けているが、資本主義、民主主義に対抗するようなこの問題については、まさに国を挙げて中国に対抗すべきだと考える。

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